「それこそが私がスケートをする理由なんです」金メダル、アリサ・リュウが米番組でサクセスストーリーの真実を激白…「努力と限界への挑戦のためには休養が必要」
ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート女子シングルで金メダルを獲得したアリサ・リュウ(20、米国)が一夜明けた20日(日本時間21日)、米CBSの「サタデーモーニング」に出演し、金メダル獲得に至る思いを激白した。リュウは自らの波乱万丈なサクセスストーリーが「誰かの励みになれば嬉しい」としながらも後身に「“第二の私”になろうとしないで」と“らしい”メッセージを伝えている。
「本当に最高だった」
フィギュアが人気スポーツの米国に2002年のソルトレイク五輪のサラ・ヒューズ以来24年ぶりとなる金メダルをもたらしたリュウはメディアに引っ張りだこだ。金メダルから一夜明けた20日に現地から米CBSの番組「サタデー・モーニング」に出演した。
その様子を伝えたCBSニュースによると、リュウの演技中から沸き上がった会場の大歓声や拍手の熱狂を「本当に最高だった」と振り返り、こう金メダルのモチベーションを明かした。
「会場のエネルギー。あれこそが私がスケートをする理由なんです」
リュウは、緊張感を微塵も感じさせず終始笑顔でフリーの4分間を滑り切った。
NHKの解説を務めた元オリンピアンの鈴木明子氏が「どうしたらこんなにオリンピックをエンジョイできるんだろう」と、中継で漏らしたほど、楽しそうだった。
リュウは氷上に滑り出すときに「緊張は感じない」という。
代わりに「この競技が自分にもたらす喜びに集中している」と話した。
「自分の心の平穏を守るために、自分を地に足のついた状態に保ってくれる友人たちに囲まれています。また必要なときには“ノー”と言うことも学びました」
そして強くなるための秘訣を明かした。
「私は努力することも、自分を限界まで追い込むことも大好きです。でも、それを続けるためには休養が必要なんです」
その「頑張りすぎないこと」。そして周囲に「ノー」と言える勇気は、彼女のフィギュア人生そのものだ。

