• HOME
  • 記事
  • 五輪スポーツ
  • 止まない批判…元NFLスターが「中国政府が大金を払っているのは皮肉だ」とメダル3つを獲得した米国生まれの中国代表の谷愛凌を非難…「発言も耐え難い。え?となる」
米生まれで中国代表として2大会連続で五輪に出場してメダルを量産したアイリーン・グーへの批判の声が止まない(写真・AP/アフロ)
米生まれで中国代表として2大会連続で五輪に出場してメダルを量産したアイリーン・グーへの批判の声が止まない(写真・AP/アフロ)

止まない批判…元NFLスターが「中国政府が大金を払っているのは皮肉だ」とメダル3つを獲得した米国生まれの中国代表の谷愛凌を非難…「発言も耐え難い。え?となる」

 ミラノ・コルティナ五輪は閉幕したがフリースタイルスキーで女子ハープパイプの金を含む3つのメダルを獲得した米国生まれの中国代表アイリーン・グー(谷愛凌、22)への批判の声が止まない。元NFLのスターQBブーマー・アサイアソン氏(64)が「中国が大金を払っているのは皮肉だ」「試合後の発言は耐え難い」などとコメントした。米国生まれで父親が中国人でありながら米国代表として金メダルを獲得したアリサ・リュウ(20)とは対照的に今なお物議を醸している。

 本人は「私はサンドバッグみたい。中国が嫌われてる」と発言していた

 まだグーへの批判の声が止まない。
 フリースタイルスキーのスロープスタイル、ビッグエアで銀メダル、最後のハーフパイプでは北京五輪に続く連覇となる金メダルを獲得したグーは、その試合後に中国人の母方祖母の死を明かして涙した。
 だが、全米プロアメリカンフットボールリーグ(NFL)のシンシナティ・ベンガルズ、ニューヨーク・ジェッツなどでクォーターバック(QB)として活躍、1988年シーズンにはスーパーボールまで進みMVPにも輝いているアサイアソン氏が、自身がMCを務めるニューヨークの人気ラジオ番組「Boomer&Gio」の中で強烈なグー批判を展開した。
 米「FOXスポーツ」や、英「デイリースポーツ」が報じたところによると、アサイアソン氏は、共演する司会者のグレッグ”ジオ”ジアノッティ氏に「彼女の母親は中国人だ」と言い、こう続けた。
「どうやら中国に出場できる抜け道があるらしい。中国政府は彼女に大金を払った。共産主義国家が資本主義の象徴のような(モデルなどでも活動し多額の広告、スポンサー収入を得ている)女性をプロパガンダとして“買う”というのは、ちょっと皮肉だよな」
 米国生まれでありながら母が中国人であるグーは2019年から中国代表として活動を始めて、北京五輪でも3つのメダルを獲得していた。 
 だが、中国共産党の統制下にある北京市体育局がグーと同じく米国生まれで中国代表としてフィギュアスケートでの五輪出場を目指したビバリー・ジュの2人に対し、合わせて660万ドル(約10億3000万円)を支ったとの予算報告書が流出した。
 その予算報告書によれば、グーとジュは中国政府から3年間で総額約1400万ドル(約21億9000万円)を受け取っており、直近の支出は「2026年ミラノ冬季五輪予選で優秀な成績を目指すこと」に対する支払いとされている。加えてグーはIMGモデルズ所属のプロモデルとしても活動。ルイ・ヴィトン、フェンディ、ティファニーなどの広告塔として2025年に2300万ドル(約36億円)を稼いだと報じられ、さらに「国籍を中国に売った」と批判の的となった。
 今大会中には、米副大統領であるJ.D.ヴァンス氏から「アメリカで育ち、この国の教育制度や自由と権利の恩恵を受けてきた人間は米国代表として試合に出るべきだ」と批判された。
 これに対してグーが「アメリカ政治の一部の流れにとって私はサンドバッグのような存在になっている。私が問題視されるのは、中国をひとまとめの存在として捉え、とにかく中国を嫌っているからです」と反論して、SNSが大炎上した。
 ただグーは中国へ帰化したかどうかの質問には一切答えていない。中国は二重国籍を認めていないが特例の可能性もあるとされている。

 

関連記事一覧