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馬場の不可解な退場劇で反撃ムードが断ち切られる(写真・FIBA)
馬場の不可解な退場劇で反撃ムードが断ち切られる(写真・FIBA)

馬場雄大の物議醸す”不可解退場”で反撃ムードもプッツン…中国に逆転負けも桶谷新ヘッドが示した”解任”されたホーバスジャパンとの違いとは?

身長208cm・体重106kgのホーキンソンは、文字通りのビッグマンとして日本を攻守両面でけん引してきた。それだけに中国戦でロースター外になるのは中国にとっても想定外だったのだろう。前出の『捜狐体育』は日本戦の開始直前に、中国のグオ・シーチャンHC(50)のこんな言葉を伝えていた。
「日本のガード陣には高さがないが、インサイドの選手には身長がある。特に印象に残っている選手は24番(ホーキンソン)と12番(渡邊)の2人だ。パリ五輪にアジアから唯一出場した日本は今やアジアの強豪となった。レベルが急速に向上している日本との試合では、数多くの困難が予想される」
 ホーキンソンの不在は、同時に日本の戦い方を大きく変えた。
 身長211cmとホーキンソンより高いカークは、インサイドで無類の強さを発揮する。桶谷HCに率いられる琉球では身長206cmのジャック・クーリー(34、米国)とのコンビでペイントエリアを支配し、対戦相手を畏怖させてきた。
 もちろん代表では琉球と同じ戦い方はできない。それでも機動力に長け、外からのシュートも得意とするホーキンソンではなく、ゴール下で脅威となるカークなら高さで勝る中国に対抗できる。実際に前半の日本のリバウンド数は「20」で、平均身長で約8cm高い中国の「16」を上回った。
 同時に桶谷HCが標榜するオフェンスも具現化させた。
 速いバスケットを掲げたホーバスHCは、ファーストブレイクを意図的に増やし、ペイントアタックと3Pシュートを積極的に打つスタイルに変えた。日本女子代表を率い、銀メダルを獲得した2021年の東京五輪と同じメソッドだった。
 一転して桶谷ジャパンは3Pシュートを多用するよりも、素早いコンビネーションから確実に得点を重ねていくスタイルにシフトした。必然的に2Pシュートが増え、さらにこれが面白いように決まった。ここにホーキンソン不在の陣容で中国を混乱させ、そもそも苦戦が予想された中国に前半は14点差をつけてリードした。

 

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