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米国生まれで中国代表として2大会連続で五輪に出場してメダルを量産したアイリーン・グーへ米共和党議員が「100%課税」を提案(写真・AP/アフロ)
米国生まれで中国代表として2大会連続で五輪に出場してメダルを量産したアイリーン・グーへ米共和党議員が「100%課税」を提案(写真・AP/アフロ)

「裏切り者が稼いだドルは剥奪せよ」トランプの共和党議員が米で反発強まる中国代表の金メダリスト谷愛凌へ「100%課税」の過激な”爆弾法案”を計画!

 では、この法案が可決する可能性はあるのか。先日、米最高裁はトランプ大統領が施行している関税の一部を違法と判断したが、そうなる可能性はあるのか。
 同サイトは2人の識者の意見も紹介している。
 カリフォルニア大学バークレー校の教授で税法専門家のブライアン・ガレ氏は「一般的に連邦税率に厳格な上限はなく、税法には文脈によっては100%を超える懲罰的税もすでに存在する」と説明した。
「100%課税が、税ではなく過度の罰金または懲罰的制裁として機能している」との反対意見が出てくることに対しても「その種の異議申し立ては困難な戦いになる可能性が高い」との見解を伝えた。
 だが、一方で繁栄解放委員会のエコノミスト、スティーブン・ムーア氏は、オグルズ議員の提案をこう批判した。
「これは懲罰的で不必要だ。100%税は歳入をゼロにするだろう。これは悪い経済政策であり、我々の外交政策にとっても悪手だ」
 米中の外交問題に発展する恐れがあることも指摘した。
 同サイトは、「率直に言えば、グーは裏切り者だ。彼女は自国や道徳、誠実さよりも金銭を優先した。それにもかかわらず左派系メディアはおおむね彼女を英雄として持ち上げている。この法案は成立よりもメッセージ性を重視したものかもしれない。たとえメッセージ法案であっても、あらゆる面で米国の利益を守ろうとする政治家がいることを示している。これは単なる批判ではなく多くの人が裏切り行為と見なすものに対する処罰であり、税として提案されている」と、この法案が可決を目的としたものではなく、メッセージを伝えるものであることを指摘しながらも、支持する考えを記した。
 グーを巡っては、大会中に米副大統領であるJ.D.ヴァンス氏が「アメリカで育ち、この国の教育制度や自由と権利の恩恵を受けてきた人間は米国代表として試合に出るべきだ」と批判した。
 これに対してグーは「アメリカ政治の一部の流れにとって私はサンドバッグのような存在になっている。私が問題視されるのは、中国をひとまとめの存在として捉え、とにかく嫌っているからです」と反論して、SNSが大炎上した。
 また元NFLのスターQBであるブーマー・アサイアソン氏が「中国が大金を払っているのは皮肉だ」「試合後の発言は耐え難い」などとグーを批判して、また騒動となっていた。
 対照的に米国生まれで中国人を父に持つアリサ・リュウが米国代表としてフィギュアスケートの女子シングルで金メダルを獲得したため、さらにバッシングの声が強まっている。
 まだまだグーを巡っての論争は収容しそうにない。

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