桶谷ジャパンに逆転で初勝利を献上した韓国男子バスケット代表を母国メディアが「恥」と批判…敵将は「身長差」とホーキンソンに圧倒されたリバウンドを敗因に
別の韓国メディア『MK Sports』は「韓国には帰化したビッグマンが必要だった」と指摘。ホーキンソンを食い止めるセンターがいなかった今回の陣容が、痛恨の連敗を喫した最大の要因になったとする持論を展開した。
「ハ・ユンギとイ・ウォンソクが怪我で離脱した状況で、彼らに代わるビッグマンがいないのが本当に残念だ。韓国の男子バスケットボール代表は暗黒時代から抜け出しつつあるが、再びアジアの強国へと台頭するためには限界がある。問題は身長を含めた身体能力の高さであり、現時点で韓国国内には国際レベルでそれらを満たすビッグマンは一人もいない。ゆえに解決策はひとつしかない。我々は帰化選手の必要性を何度も訴えてきたが、いまだにベストの回答を見つけられていない」
韓国は台湾戦でも米国から帰化した213cmのセンター、ブランドン・ギルベックに苦しめられていた。そして日本戦ではホーキンソンが立ちふさがった。帰化選手枠が「1」しかないために韓国戦ではロースター外となったが、中国戦では211cmとホーキンソンよりも高いアレックス・カークが出場している。
日本にあって韓国にはない武器が明白に示されたからこそ、同メディアの批判の矛先は韓国バスケットボール協会にも向けられた。
「ギルベックとホーキンソンを20分間止められたとしても、残りの20分間は残念ながら止められない。ニコライズ・マズルスを招聘しても、最大の問題に対する解決策を見つけられない厳しい現実を突きつけられている。身長やフィジカル能力でどうしても劣るアジアのレベルでは、日本や台湾のように帰化選手の起用は必要不可欠だと言っていい。しかし、噂はいくつかあったものの、帰化選手のリクルートは何ひとつうまくいっていない。国際大会で本当に成功を収めたいのか。韓国バスケットボール協会に対して疑問を抱くのはもはや避けられない状況になっている」
日本戦が行われた1日は、韓国では「三一節」と呼ばれる祝日だった。
1919年3月1日に日本統治時代の朝鮮で起きた三・一運動を記念するもので、日本からの独立を世界へ向けて宣言し、大韓民国臨時政府の設立につながった重要な日に日本に喫した逆転負けを、韓国メディアの『スポーツ朝鮮』は「恥」と位置づけた。
「男子バスケットボールの韓国代表は、敵地で行われた日本戦で序盤の劣勢を覆したものの、最終クオーターで押し戻されてしまった。米国から帰化したホーキンソンを中心とした日本のカウンターアタックは非常に強力で、彼らは常に一歩先にいた。韓国が勢いを奪っても日本はすぐに奪い返し、集中力の高い攻撃で韓国チームを泣かせ続けた。中国に連勝した勢いはどこに行ってしまったのか」
ホーキンソンが35分7秒、渡邊が36分46秒とフル回転した点を含めて、日本の戦い方はホーバス体制時に戻った感があった。しかし、結果として特にホーキンソンが攻守両面で放った存在感が、韓国を最終的に突き放した要因になった。
来夏に中東カタールで開催され、2028年のロス五輪にもつながるW杯への第一関門となるアジア1次予選は日本、韓国、中国、台湾の中で上位3位までが2次予選に進む。桶谷体制での初勝利で3勝1敗とした日本はB組の単独首位をキープ。ともにアウェイで行われる7月3日の中国、雪辱を期してくる同6日の韓国と最後の2連戦に臨む。

