「野球の品位を守れ!」「山本、大谷はこの発言を忘れない」侍Jに勝ったアクーニャJr.「俺たちは寿司を食ったぞ」差別的とも取れる発言を巡り賛否波紋広がる…元レッドソックス二塁手は痛烈批判
WBCの準々決勝で日本がベネズエラに敗れてベスト8敗退となったが、試合後にベネズエラ代表でブレーブス所属のロナルド・アクーニャJr.(28)がロッカーで「俺たちは寿司を食ったぞ!」と発言した動画が拡散して「差別的だ」などの批判や反論が飛び交い波紋を広げた。元レッドソックスの二塁手で現在は代理人のジェフ・フライ氏(59)がSNSに批判コメントを投稿してさらに物議を醸している。
「ラテン系の喜びの表現方法」との反論も
これも優勝候補の日本がベネズエラに5-8で逆転負けした試合の反響の大きさを示す証拠なのだろうか。「1番・ライト」で先発出場し、山本由伸の2球目をライトスタンドへ運ぶ先制本塁打を放ったアクーニャJr.が試合後にロッカーの階段を「俺たちは最高だ。嬉しい。寿司を食ったぞ!寿司を食ったぞ!」と連呼しながら、上がっていく動画がSNSで拡散。賛否が飛び交う大騒動となった。
アクーニャJr.は2023年に「40本塁打―70盗塁」をやってのけ、その年ナ・リーグのMVPも獲得し、米球宴4度出場のブレ―ブスのビッグスター。それゆえ、さらにこの発言が波紋を広げた。
批判的な声は「明らかな人種差別だ」「米国に勝ったら“ケンタッキーフライドチキンを食った”と言うのか」と言った日本の食文化の象徴である寿司を引き合いにだして差別的な発言をしたというもの。また一方で「ラテン系の喜びの表現方法のひとつで問題にするほどではない」という反論もある。
その騒動の中でレッドソックス、ロッキーズ、ブルージェイズなどで二塁手として活躍し、通算打率.290、ブルージェイズ時代にはサイクル安打もマークしたジェフ・フライ氏が、その言動を批判するコメントをSNSに皮肉を込めて投稿した。
「野球が上手いからといって知性が必要とは限らないという証拠だ!」
この投稿にファンも反応し、その意見を支持してアクーニャJr.の言動行を批判した。
「山本と大谷は、こんなことを言われたことを絶対に忘れない」
「アクーニャJr.私がこれまでMLBで見た中で最も嫌いで最も憎らしい選手だ。彼に関するありとあらゆるものが耐えがたくて有毒だ」
「テッド・ウィリアムズやミッキー・マントル、あるいは他のまともな野球選手がこんな振る舞いをするだろうか? スポーツマンシップに欠けていて、自分たちがどこにいるのかに対する感謝の気持ちがないようだ」
米サイト「エッセンシャリ―スポーツ」も「元レッドソックスのベテランが、日本のWBC敗退後の物議を醸す発言を巡りアクーニャJr.を痛烈批判」との見出しを取った記事を掲載し、この発言を取り上げた。
「前回大会王者の日本を倒した後に祝うこと自体はまったく問題ない。しかしフライ氏にとって気に入らなかったのは、文化をからかったように見える点だった。寿司は日本の食べ物であり、それを祝福に結びつけることは、多くの人にとって侮辱的に感じられる可能性がある。そして野球の品位を守るためとして、フライ氏はアクーニャJr.に皮肉を投げかけることをためらわなかった」と紹介。

