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ハースのエステバン・オコンに殺人予告。中国GPの接触事故を受けてSNSによる誹謗中傷がエスカレート(写真・ロイター/アフロ)
ハースのエステバン・オコンに殺人予告。中国GPの接触事故を受けてSNSによる誹謗中傷がエスカレート(写真・ロイター/アフロ)

「侮辱や脅迫…」F1日本GPを前にハースのオコンにSNSで殺害予告!中国GP接触事故を受けコラピントの一部過激ファンがエスカレート…角田裕毅のF1復帰照準セカンドシートが緊迫?!

 F1ハースのエステバン・オコン(29、フランス)がSNS上で殺害予告を含めた誹謗中傷被害を受けていることが明らかになった。英F1専門メディア『PlanetF1.com』が報じたもの。先の中国GP決勝で接触したアルピーヌのフランコ・コラピント(22、アルゼンチン)の熱狂的な一部ファンによる卑劣な行動で国際自動車連盟(FIA)が事態の収拾の乗り出す事態に発展している。オコンのセカンドシートをレッドブルのリザーブ兼テストドライバーに降格した角田裕毅(25)が来季のF1復帰へ向けて狙っているとの情報もあるだけに27日開幕の日本GPへ向けて注目が集まっている。

 コラピント側の誹謗中傷をするな!との異例声明の効果もなし

 危惧されていた事態が現実のものになった。
 英国のF1専門メディア『PlanetF1.com』は、今季第3戦の日本GP開幕を直前に控えるオコンが「殺害予告を受けている」と報じた。
「29歳のフランス人ドライバーは、アルピーヌのコラピントとのコース上でのインシデントを受けて、自身の安全に対する身体的な脅迫を含めて、ソーシャルメディア上での激しい誹謗中傷の集中砲火を浴びている。悪質なコメントのほとんどは、コラピントのファン層の中でも少数ながら声高なグループによるもので彼らは侮辱や脅迫を通じてオコンへの不満を表明し、中には彼へ危害が及ぶ可能性を示唆する過激なコメント、つまり殺害予告さえ見られた。この一件はオンライン上の有害な誹謗中傷被害という問題を再びモータースポーツ界の最前線に浮上させた」
オコンがターゲットとされる事件が起きたのは今月15日に行われた今季第2戦の中国GP決勝。入賞圏内の10番手を激しく争っていたオコンとコラピントのマシンがレース中盤の33周目に接触した。両車ともスピンを喫した要因は、イン側から無謀なオーバーテイクを仕掛けたオコンにあるとしてレース中に10秒のタイムペナルティを科された。
 オコンは完走した15台の中で最終的には14位でフィニッシュ。コラピントは必死に立て直して10位入賞を果たして1ポイントを獲得した。レース後にはオコンの謝罪を受け入れた一方で、接触でダメージを受けたマシンに対して「そのせいで数ポイントを失ったのは本当に悔しい」ともっと上位に行けたと言及した。
 こうした状況を受けて、SNSでの炎上を危惧したコラピントのマネジメントチームは、過激な行動で知られるコラピントの一部のファンに対して異例とも言えるメッセージを即座に発信していた。
「エステバン、彼の家族、そしてハースチームに対して憎悪に満ちたメッセージや殺害予告を送らないで下さい。そのような行為はインシデントを変えるものではなく、フランコのファン層に悪い影響を与えます。前向きで敬意ある応援をお願い致します」
 しかし、そのメッセージは届かなかった。
 コラピントのマネジメントチームが異例の行動に出たのには理由がある。熱狂的な一部ファンが昨季にもSNS上で同じような事態を引き起こしていたからだ。
 ハースのリザーブドライバーで昨季をスタートさせたコラピントは、5月16日開幕の第7戦エミリア・ロマーニャGPから、不振のジャック・ドゥーハン(豪州)に代わって昇格。フリー走行1回目(FP1)で角田の走路を妨害するような走りを見せ、激怒した角田が抗議する姿が中指を立てているように映った。
 これがコラピントの一部の熱狂的ファンの怒りを買った。それまでドゥーハンのSNSを執拗に攻撃していた投稿が、人種差別的な投稿を含めた誹謗中傷と化して自身へ向けられ始めた状況に、角田は毅然とした態度でノーを突きつけている。
「自国アルゼンチンのドライバーを、彼らが支持したいのはよくわかる。しかし、ドゥーハンの件を見てもわかるように、何を言うにしても常に一線を越える。彼らが強力なエネルギーを持っているからこそ、正しい方法で使えるように、しっかりとコントロールして欲しい。僕への攻撃ももちろん不必要なものだ」

 

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