元ヤクルト編成部長がセンバツで見つけた11人のドラフト逸材
「今年の対象では智弁学園の杉本真滉がナンバーワン」元ヤクルト編成部長がセンバツで見つけたBIG3以外の11人のドラフト逸材
投手では杉本に次ぐ2番手評価したのが英明の1m82、81Kgの大型左腕の冨岡琥希だ。最速は141キロ程度だったが「腕の使い方が柔らかく打者の近いところでリリースするので打者の体感はもっと速い。緩急があって空振りが取れて投球の幅が広い」と松井氏。
右腕でピックアップしたのは3人。
その冨岡と投げ合ったのが高川学園の木下瑛二だ。最速146キロをマークし8奪三振を奪った。
「形ができている。フォークと縦スラの2種類の落ちる球があり、その縦スラは特殊球と言っていいほどのキレがあり、空振りを取れる。また打者としても魅力がある」
続けて近江の上田健介をあげた。最速148キロのスリークォーター。
「ストレートを高めに使い、変化球は低めのゾーン。上下でゆさぶれる。巨人の斎藤雅樹を彷彿とさせるようなキレと威力がある」
1m80、85Kgの専大松戸の大型右腕の門倉昂大もドラフトにかかってくる逸材と見ている。1回戦の北照戦では4安打6奪三振の119球の完封勝利。
「ストレートの回転数が多い。その球質が魅力。右打者の外角低めのいわゆる原点のボールを高い確率で投げ込むことができる」と松井氏は指摘した。
一方で三重戦で今大会で最速となる152キロをマークした大阪桐蔭の右腕、吉岡貫介の評価にはクエッションをつけた。
「緊張なのか、コンディションなのか。変化球はゆるみ、ボールを置きにいくなど、本来の持ち味をまったく発揮できなかった。夏へ向けてスカウトがどう追いかけていくか難しい選手」
吉岡は4失点で5回途中でマウンドを降りている。

