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大谷翔平のイニング間の特別扱いにスプリンガーが文句をつけ、ロバーツ監督が猛反論(写真:Creative 2/アフロ)
大谷翔平のイニング間の特別扱いにスプリンガーが文句をつけ、ロバーツ監督が猛反論(写真:Creative 2/アフロ)

遺恨発生?「彼らの不満も理解できるがショウヘイは特別な存在なんだ」大谷翔平の”イニング間の特別扱い”にブ軍スター打者が文句…ロバーツ監督が不快感を示し反論もSNSで物議を醸す

 ドジャースがブルージェイズに3-4で逆転負けを喫した8日(日本時間9日)の敵地でのワールドシリーズの再戦で「1番・投手兼DH」で出場した大谷翔平(31)のイニング間のアップ時間を巡ってトラブルがあった。ブルージェイズの1番を任されている米球宴4度出場の看板打者の一人であるジョージ・スプリンガー(36)が審判に何やらクレームをつけ、それを見たデーブ・ロバーツ監督(53)が不快感を示したのだ。SNSでこのシーンが拡散され物議を醸すことになった。なお大谷は6回を4安打1失点に抑え、勝利投手の権利を持ったまま降板したが7回に追いつかれ勝ち負けがつかなかった。

 昨季のワールドシリーズ第7戦でもブ軍がクレームをつけていた

 やはりワールドシリーズの再戦となった両軍の激突はただでは済まなかった。大谷と「5番・三塁」でスタメン出場した岡本和真の対決が話題となった注目のゲームで意外なところでトラブルが起きた。
 先頭打者の大谷は1回に四球を選び、イチローが2009年に作った43試合連続出塁の日本人メジャーリーガー記録に並んだ。その回の攻撃は無得点に終わるも、事件はその直後に起こった。
 今度は投手としてマウンドへ向かい、ウォーミングアップ投球を続けている大谷を指差しながら、ブルージェイズの1番打者のスプリンガーがダン・ベリーノ球審に対して何やらクレームをつけたのだ。
 米誌「スポーツイラストレイテッド」によると「二刀流スター大谷翔平に与えられているイニング間のウォームアップ時間の長さについて確認にいった」という。
 ウラジミール・ゲレーロjr.とジョン・シュナイダー監督も難しい顔をして2人のやりとりと、審判の反応に目を凝らしていた。
 一方でこの光景をベンチから見ていたロバーツ監督はクビを何度も横にふり、明らかな不快感を示した。
 同誌によると「両チームにちょっとした緊迫感が漂った」という。
 ただ球審が大谷やドジャースベンチにイニング間の準備時間が長すぎることに対して注意や警告を与えることもなくゲームは進んだ。
 ブルージェイズは、延長のもつれこむ死闘の末、敗れた昨年のワールドシリーズの第7戦で大谷が「1番・DH」のリアル二刀流で先発した際にも、イニング間のウォーミングアップの時間が特別扱いされているとのクレームをつけていた。
 今回のトラブルを「ドジャースのロバーツ監督がスプリンガーの“大谷翔平の扱い”への疑問に不満」との見出しを取って記事にした同誌は、こう伝えた。
「大谷はMLBで唯一、打者と投手の両方をこなす選手であり指名打者として出場した後に次のイニングへ向けて投球の準備をするなど特有の難しさを伴う。だが、これまでも対戦相手チームからは、大谷が“特別扱い”を受けているのではないかという不満の声が上がっていた。ドジャースはポストシーズンにおいて、大谷の二刀流登録によりロースターに追加で投手を1人登録できていた。そしてスプリンガーの行動から、対戦相手がいまだに大谷がマウンドでのウォームアップに余分な時間を与えられていると感じていることが明らかになった」
 同じく今回のトラブルを報じた米サイト「ザ・スコア」によると、MLBが、2023年にピッチクロックを導入して以降、イニング間の休憩はレギュラーシーズンでは2分、ポストシーズンでは2分55秒に制限されている。投手はこの時間内にウォームアップを終えなければならない。ただし、その規定には例外があり「イニング終了時に投手が塁上、ネクストバッターズサークル、または打席にいる場合、タイマーは投手がダグアウトを出てマウンドへ向かう時点から開始される」と定められている。
 大谷は、1回に四球で出離すると、カイル・タッカーの連続四球で二塁へ進塁。二塁では、牽制球を受けて頭から帰塁して登板前にユニホームの胸や太腿あたりが土で汚れていた。フレディ・フリーマンのセカンドライナーでタッカーが帰塁できず併殺でチェンジとなったが、その時、大谷は二塁にいて、今回、ウォーミングアップに時間がかかっても、その例外規定にあてはまる。しかも大谷はマウンドまで走っていったし、ウォーミングアップもたった6球を投げただけだった。

 

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