
戦力外通告された三嶋一輝は現役続行を希望
横浜DeNAが三嶋一輝、京山将弥、徳山壮磨ら8選手に戦力外通告
横浜DeNAは30日、三嶋一輝投手(35)、京山将弥投手(27)、徳山壮磨投手(26)の支配下3選手と、育成の草野陽斗投手(21)、今野瑠斗投手(21)、笠谷俊介投手(28)、蓮内野手(21)、粟飯原龍之介内野手(21)の5選手と来季の契約を結ばないことを発表した。
三嶋は、法大から2012年のドラフト2位で入団し、クローザー、セットアッパーとして活躍、2019年には71試合に登板して23ホールドをマークするなどし、2度オールスターにも選ばれた右腕。国指定難病「黄色靭帯骨化症」を克服して復活マウンドにも立ったが、昨季は7試合、今季もわずか6試合の登板に終わっていた。本人は現役続行を希望している。
京山は、近江高から2016年のドラフト4位で入団、2年目の2018年に開幕ローテーに入り、球団史上初めて、デビュー以来2戦2勝するなど12試合に先発して6勝6敗の成績を残した。2021年にも15試合に先発、2勝7敗をマーク、プロ通算で14勝23敗、防御率4.60の成績を残したが、今季は故障などもあり1軍登板はなかった。
徳山は、大阪桐蔭のセンバツ優勝右腕で、早大を経て、2021年のドラフト2位で入団し、昨年は開幕1軍に抜擢され、29試合で1勝1敗、防御率2.45の成績を残したが、今季の1軍登板はなかった。
また育成の笠谷は、ソフトバンク時代の2020年に4勝、2021年に3勝をあげた左腕。昨年オフに戦力外となり、今季から横浜DeNAと育成契約を結んだが、今季は2軍戦でも1試合に投げただけで支配下登録を勝ち取ることもできなかった。