
「スタットキャストで発表された飛距離は間違いだ!」マンシーが大谷翔平の2発目場外弾を巡って衝撃証言…「143mではなく152mは飛んでいた」
ドジャースの大谷翔平(31)が17日(日本時間18日)、本拠地でのブリューワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦でやってのけた驚愕の3本塁打&6回10奪三振無失点の快挙の余波が収まらない。そんな中でマックス・マンシー(35)がスタットキャストが計測した2本目の場外弾の推定飛距離469フィート(約143メートル)が「間違いだ」との衝撃の証言を行った。米「スポーツイラストレイテッド」誌が報じたもの。軍事レーダを応用したスタットキャストの数値に間違いはないと考えられているが…それほど凄かったということなのだろう。
「間違いなくこれまで見た中で最も遠くに飛んだ打球だった」
メジャーリーグの歴史を塗り替えた大谷の歴史的快挙の反響が収まらない。勝てばワールドシリーズ進出が決まるポストシーズンの大舞台で、メジャー移籍8年目で初めてリアル二刀流で登場。地区シリーズ、リーグ優勝決定シリーズの打率が.103、14三振と大スランプだった大谷が、打っては3本塁打、投げては7回途中までで10奪三振無失点の快投で、チームをワールドシリーズへ導き、シリーズMVPを獲得したのだから、反響が1日や2日で収まらないのも納得だ。
その中で米スポーツイラストレイテッド誌が、ドジャースのサードベースマン、マンシーの衝撃発言を取り上げた。
「スタットキャストでは460フィート(正確には469フィートで約143メートル)と出てたけど、あれは間違いだ」
マンシーが最新鋭の機器による測定結果を「間違いだ」と断言したのは2本目の場外弾だ。大谷は1回にホセ・キンタナからライトスタンド上段に飛び込む推定飛距離446フィート(約135.9メートル)の先頭打者ホームランを放ったが、4回にさらにそれを超える驚愕の一発を放った。チャド・パトリックのカットボールを捉えた打球は、右中間のパビリオンの屋根を超える場外弾となったのだ。ベンチではフレディ・フリーマンが頭を抱え、ブルペンではアレックス・ベシアが同じポーズで口をあんぐり。スタットキャストが測定した打球速度は116.9マイル(約188.1キロ)で推定飛距離は469フィート(約143メートル)だったが、マンシーは、その数値に物言いをつけた。
「昨日みんなに(大谷の調子を)聞かれたとき、僕は『信じられないようなことを期待している』と言っていたんだ。でもショウヘイは、その期待を超えてきた。もはや“信じられない”の域を超えていた。今日、見たものが何だったのか、自分でもわからない。最初のホームランの時点であれ以上はないと思っていたのに、そのあと本当にスタジアムの外に打ち出したんだ。……屋根を越えたということは、スコアボードに当たりかけたってことだ。ここで何試合もプレーしてきたけどあんな打球は見たことがない。スタットキャストでは、460フィート(正確には469フィート=約143メートル)と出ていたけど、あれは間違いだ。少なくとも500フィート(約152.4メートル)は飛んでいたよ」