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村上宗隆が正式にポスティング申請された
村上宗隆が正式にポスティング申請された

米メディアが報じた村上宗隆の移籍先予想ランキングとは…最有力からダークホース…「絶対に論外な」2球団まで

 ヤクルトは8日、村上宗隆(25)のポスティング申請を行ったことを発表した。米国時間の7日に全球団に通知され、交渉期間は12月22日(日本時間23日)までの45日間。契約金は1億ドル(約153億円)以上が予想され、米サイト「ファンサイデッド」は、移籍先の可能性がある9球団をランキング形式で予測した。

 レッドソックス、ヤンキース、マリナーズ、ドジャースが最有力?!

 MURAKAMIのポスティング申請が正式にアナウンスされた。米メディアは一斉にこの話題を取り上げ、米サイト「ファンサイデッド」は、「村上宗隆の獲得候補チームを有力候補からダークホースまでランキング」と銘打った特集記事を掲載した。
 同サイトは「村上宗隆は安くはない…FA市場では9桁(1億ドル=約153億円)の契約を要求すると見込まれている。一部のチームは手を出さないだろう。すでに三塁手が埋まっている場合や大きな出費を避けたい場合だ。しかし彼の提示額に応じるべきチームは多くある」とした上で、全30球団を①有力候補②可能性のある候補③ダークホース④契約可能性が低い、あるいは絶対に契約しない球団の4つのカテゴリーに分けて紹介した。
 ⓵の有力候補としてリストアップしたのはレッドソックス、ドジャース、ヤンキース、マリナーズの4球団だ。
 レッドソックスは、ベテランのショートストップ、トレバー・ストーリーを6年1億4000万ドル(約214億円)で残留させたが、一方で3度の米球宴出場を果たしチームリーダーとして知られる三塁手のアレックス・ブレグマンを2年8000万ドル(約122億円)の契約を破棄してFAとなった。
「ブレグマンが他チームに移籍した場合の優れた代替案として村上が考えられる。DHや一塁手としても起用可能」との予想だ。
 ヤンキースは、「1997年の伊良部秀輝以来、長い日本選手の獲得歴があり、さらに重要なのは、一塁が空いていること。ポール・ゴールドシュミットは、残留しない可能性が高く、シーズン途中にトレードで加入したベテラン三塁手のライアン・マクマホンは、今季の打率.208、OPS.641、三振率33.5%だった。村上を三塁で起用し、ベン・ライスを一塁に固定してマクマホンをユーティリティに回す案が理想的だ」と本命視した。
 マリナーズは「FAとなったユージニオ・スアレスはホームランを打てるが、今季220打席で三振率35.9%。村上は若く、マリナーズは2026年のワールドシリーズ進出を見据えたチームだけに理想的な組み合わせ」と予想している。
 三塁のマックス・マンシーを1000万ドル(約15億円)の球団オプションで残留させたドジャースは、一塁がフレディ・フリーマン、DHが大谷翔平が不動で村上の入る余地はない。
 それでも、同サイトは「ドジャースは常に何かしらの方法を見つけるチームだ」として有力候補の4球団のひとつに加えた。米サイト「トレード・ルーマーズ」も「過去に1試合だけ守った外野手としての起用を検討する可能性は残る」とも予想している。

 

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