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トランプ大統領の招待を米女子アイスホッケーチームが辞退(写真・ロイター/アフロ)
トランプ大統領の招待を米女子アイスホッケーチームが辞退(写真・ロイター/アフロ)

金メダル米女子ホッケーチームがトランプ大統領の招待を断る…背景にトランプの性差別発言か…正式理由は日程調整つかずも

 ミラノ・コルティナ五輪のアイスホッケーは男女ともに米国が金メダルを獲得した。トランプ大統領は24日(日本時間25日)の一般教書演説に男女のチームを招待したが、女子チームは辞退を表明した。公式には2日後の北米女子プロリーグ(PWHL)の再開や学業のため日程の調整がつかなかったことが理由とされたが、男子チームの優勝時の性差別発言問題が背景にあるのでは?との見方が出ている。

 「女子チームも連れてこなければならない」

 男女のアイスホッケー決勝は共に米国vsカナダの本命同士の対戦となったが、女子が2大会ぶり3度目、男子が46年ぶり3度目の金メダルを獲得した。トランプ大統領はアベック優勝を果たした男女チームを一般教書演説へ招待したが、女子チームが辞退を表明した。
 米NBCによるとUSAホッケーの広報担当者は、「金メダルを獲得した米女子ホッケーチームへの招待に心から感謝するとともに、彼女たちの卓越した功績を認めていただいたことを深く感謝しています」と述べた上で「試合後の学業やプロとしての予定が既に入っているため選手たちは参加できません」と発表した。
 女子選手の多くの北米到着が23日の夕刻で、チャーター便の男子チームと違い、女子チームは通常便でしかもアトランタ着のため、日程調整がつかなかったという。
 代表選手の多くが所属するPWHLが26日に再開することもあるが、女子チームは19日に優勝を決めたにもかかわらず、一般教書演説への招待は22日の遅くに知らされ、米国へ帰る旅程の変更が困難だったという。
そして今回の辞退の背景にはトランプ大統領の性差別とも捉えられかねない問題発言があったと見られている。
 米サイト「ジ・アスレチック」によると、21日に男子チームのロッカールームでの祝勝会の最中にFBI長官カシュ・パテルのスマホを通じて、スピーカーでトランプ大統領が、祝意を伝えていた。
 トランプ大統領は、選手やスタッフに「軍用機で迎えに行き、一般教書演説のためワシントンに連れて行く」と伝えた。大統領は、「信じられない試合をした」と称賛し、「ゴールキーパーも悪くなかった」と冗談交じりにコメントした。
 そしてさらに「一般教書演説の後、翌日はホワイトハウスで楽しもう。君たちにメダルも用意している。女子チームも連れてこなければならない。わかっているよね。(女子チームを招待しなければ)おそらく弾劾されるだろう」と、笑いながらこう話したのだ。
 大統領は、冗談のつもりだったのかもしれないが、性差別と捉えられかねない問題発言だった。

 

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