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佐々木朗希がお菓子を持参して死球を当てたチェコのエスカラに謝罪した(千葉ロッテマリーンズ広報室公式ツイッターより)
佐々木朗希がお菓子を持参して死球を当てたチェコのエスカラに謝罪した(千葉ロッテマリーンズ広報室公式ツイッターより)

チェコ母国、米メディアが報道…世界が佐々木朗希のお菓子持参“謝罪”を称賛…死球受けたエスカラ「日本人は素晴らしい。ロウキに出会えて良かった」

 またチェコのパベル・ハジム監督が、豪州戦後の公式会見に日の丸に「必勝」と書かれたハチマキを巻いて登場、「スポーツが単なるビジネスではなく紳士の競技であることを思い出させてくれたロウキの行動にとても感謝している。20歳の彼はスポーツを超越した存在。大会前から私のお気に入りの選手だったが、今日私を虜にしてくれた」と語ったことも紹介した。
 今回の佐々木の行動を米メディアも大きく取り上げた。
 米ESPNも「日本の佐々木が死球の謝罪のためお菓子の袋を持ってくる」との見出しを取って「WBCでのエスカラの痛い経験は、日本の天才、佐々木の予期せぬ訪問によって甘い終わりをもたらした」と伝え、WBCの公式ツイッターに投稿されたツーショット写真を掲載した。
 記事は「WBCのデビューであっと驚かせた新たなエースの佐々木は、チェコの宿舎でエスカラに会い、2つのお菓子の袋とサインボールも渡した。21歳の佐々木は打者にぶつけた後にギフトを手渡す日本の慣習に従っていた」と紹介。エスカラの「彼はいろいろな違う種類のお菓子をくれた。そして私は、彼に思い出としてボールにサインをしてくれないかとお願いした。このサインボールは手元に持って置いておくものだ。とてもクールだ。決して忘れないように大事にする」とのコメントを伝えた。
 死球を当てた選手に後でお詫びのプレゼントを渡す慣習など日本にはないが、USAトゥデイ紙も「日本の天才、佐々木がチェコ選手に101マイル(約163キロ)のボールをぶつけた後、お菓子の袋をプレゼント」との見出しを取り、「エスカラは投球を足に受けた後に見るからに痛そうだったが、最終的にいい終わり方をした。投球を打者にぶつけた後に贈り物を渡す日本の慣習に従って、日本の天才投手が翌日に大量のお菓子の袋2つをプレゼントした」と報じている。
 MLB公式サイトも今回の佐々木の紳士的な行動を称賛した。
「佐々木は世界のほぼ誰よりも速い剛速球を投げることができる。チェコ戦に佐々木は66球を投げ、21球が100マイル(約161キロ)を超えた。残念ながら、その投球の1つがエスカラの左足に当たった。信じられないことにエスカラは退場もせず、その後、欠場することもなかった。月曜朝には佐々木が償いにやってきた。打者に当てた後に謝罪と贈り物を渡す日本の慣習に従い、佐々木は、バスが球場に向かう前にホテルに立ち寄り、エスカラのボールにサインし、日本のお菓子がいっぱいに詰まった袋2つを持ってきた」
 さらにエスカラの声と共に主将ペトル・ジマ(33)の「驚いた瞬間だった。日々、日本の文化に対する驚きが止むことはない。また1度、それがあってロウキは、スーパースターとして新たなレベルに達した。彼は時間を取ってバスまで来て、エスカラと会って、我々にお菓子をプレゼントしてウィリーのためにボールにサインをした。大いなる敬意の表れだ」とのコメントを紹介した。日本人の美徳を象徴する佐々木の行動は、世界に大きな反響をもたらしている。これもWBCの開催意義のひとつ。世界をひとつにし、野球の国際化を推進する国際交流の姿だ。

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