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ソフトバンクの小久保監督も14年前にFAの人的補償候補になっていた?!(写真:Yonhap/アフロ)
ソフトバンクの小久保監督も14年前にFAの人的補償候補になっていた?!(写真:Yonhap/アフロ)

ソフトバンクの14年前にもあったFA人的補償“疑惑の裏交渉”…小久保監督は内川聖一氏の人的補償候補だった?!

 球界では2017年にも同じような“事件”があった。中日がFA宣言した日ハムの捕手の大野奨太を獲得。日ハムは人的補償にプロテクトから漏れていたレジェンドストッパーの岩瀬仁紀を指名することを打診したが、岩瀬が移籍を拒否。実行されれば引退することさえ示唆したため、日ハムは方針を転換し金銭だけでの補償に落ち着いた。この時も、岩瀬はすでに43歳で中日としては、まさか指名されるとは考えずプロテクトから外していた。ただ小久保のケースと違うのは、本人が拒否したという部分。
 一方で炭谷銀仁朗の人的補償で西武に指名された巨人の内海哲也、丸佳浩の人的補償で広島に指名された巨人の長野久義、門倉健の人的補償で横浜に指名された巨人の工藤公康らのビッグネームがスンナリと移籍した例もある。
 今回の騒動や新たに浮上した14年前の問題も含め、これらのすべては“疑惑”であり、表立って確認のとられた事実ではない。ただ複数回にわたって人的補償を巡っての“裏交渉”が行われ指名の変更や人的補償から金銭補償への変更がなされていたとすれば、それは看過できない問題だろう。
 “抜け道”をなくすためには、28人のプロテクトリストのやりとりを当該球団だけに任せるのではなく、コミッショナーが立ち入るなど、なんらかの措置が必要になる。またこれらの問題は、現行のFA制度にプロテクトの人数の問題や人的補償の是非も含めて見直すべき点が多数あるということを示しているのかもしれない。1993年に導入されたFA制度は2003年、2008年と2度の改正を経て今回で20年目の節目を迎えていた。
(文責・RONSPO編集部)

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