
「予想はしていた。それが大谷翔平なんだ!」“怪物キラー”大谷翔平に31号の洗礼を浴びたブリュワーズ超大物ルーキーが大感激…第2打席はリベンジ三振奪い「さらに興奮した」
ESPNなど複数の米メディアによると一方のミジオロウスキーは「それが大谷翔平なんだ」と敬意を表した。
「そんなこと(本塁打)は予想していた。彼が実際にそれをやっているのを見るのはクールだけど、次の打席で彼を三振に打ちとったことの方がさらに興奮する。私はその場にいたんだ。あの瞬間は『よし、今こそ行く時だ!』という感じだった」
ミジオロウスキーは、2022年のドラフト2巡目(全体63位)でブリュワーズに入団、最速102.4マイル(約165キロ)のストレート、高速スライダー、緩急のあるカーブを武器に、6月12日のカージナルス戦でメジャー初先発し、いきなり6回途中までノーヒット投球。続く6月20日のツインズ戦でも6回までをパーフェクトに抑えた。先発投手がデビューから11イニング連続無安打を記録したのは史上初で、超大物ルーキーとして話題を集めていた。
中継したNHKのインタビューによると、ミジオロウスキーは自らのスタイルを「速球で打ち取るタイプ」と分析し「自分はスキーンズのレベルにはないと思うので(怪物と騒がれることに)実感はないが嬉しい」と謙虚に語っていた。また大谷との初対戦については「ワクワクはするが、調べていないんでどの球種が通用するか想像もつかない」とも口にしていた。
そして、結果として“最強”ドジャースとMVPを3度受賞の大谷をむこうに回して勝ち投手となったミジオロウスキーは、試合後、「本当に満足感がある。私がやったことは、まさに夢が叶ったようなものだ」と感激していた。
投げ合ったカーショーも「超印象的だった。信じられない」と絶賛。“レジェンド”ペドロ・マルティネス氏も「美しかった。彼は打者が嫌がるすべてのものを持っている」と称えた。
米球宴明けの18日からドジャースは今度は本拠地でブリュワーズとの3連戦が組まれている。大谷vs怪物ルーキーの第2幕がそこでまた見られるかもしれない。