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「2番・投手」の大谷が逆転の35号2ランで自らを援護(資料写真・AP/アフロ)
「2番・投手」の大谷が逆転の35号2ランで自らを援護(資料写真・AP/アフロ)

「子供の頃なら被弾して『絶対に取り返してやる』ってなるけど…あれは本当にクレイジー」大谷翔平に先制被弾させたバクストンがその裏の35号逆転2ランに唖然

 舌を巻いたのは先に本塁打を浴びせたバクストンだ。
 MLB公式サイトによると、バクストンは、「子供の頃だったら、ホームランを打たれてベンチに戻って『絶対に取り返してやる』というような感じになるよね」と、そのシーンを振り返り、こう続けた。
「まさにそんな瞬間だった。うちのチームが相手じゃなければよかったけど、あれは本当にクレイジーだった。凄かったよ」
 またMLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると開幕101試合目での35号は、ドジャースでは1955年にデューク・スナイダー:が達成して以来の最多本塁打記録だという。ちなみにスナイダーは、オールスターに8回出場し、打点王、本塁打王タイトルを獲得して、1980年に野球殿堂入りを果たしているレジェンドである。
 「投手大谷」は、2回、3回と、毎回ヒットを許しながらもツインズ打線を無失点に抑えて、自らのバットで奪ったリードを守った。46球を投げてストライクは30球で、最速は159キロだったが、平均球速が落ち、細かい制球力も物足りなかった。
 前出のスポーツネットLAによると、大谷は「1試合1試合、課題を持ってやるようにしている。全体的に見るといい出来ではなかった。いい悪いはあるけれど、それを次につなげたい」と反省を口にしていた。
 デイブ・ロバーツ監督も「ここ数回の登板に比べて、コントロールや球の位置が本来のものではなかったと感じた。今夜は失投がかなり多かった」と厳しい見方。
 だが、2打席連続本塁打で大谷を援護して連敗ストップに貢献した捕手のスミスは「ホームランを打たれたけど、それ以降は無失点に抑えた」と評価した。ロバーツ監督は次回登板は、4イニングに伸ばしたいという考え。いよいよ大谷が“リハビリモード”を卒業し、本格的な二刀流モードに入っていきそうだ。

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