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大谷翔平が日本人メジャーリーガー初の記録を打ち立てる(写真・AP/アフロ)
大谷翔平が日本人メジャーリーガー初の記録を打ち立てる(写真・AP/アフロ)

「うわあ!最高だ」と指揮官が驚嘆し「生体力学な輝きの名場面」と米メディアが称える…大谷翔平が“超高速魔球”スプリンカーを打ち4試合連続本塁打の日本人メジャーリーガー初の記録

 MLB公式サイトのサラ・ラングス記者のXによると、大谷が過去に本塁打にした球速の中で、100.1マイル(161キロ)は2024年6月5日にパイレーツの同年新人王、ポール・スキーンズから放った球速に並ぶ最速タイのスピードだったという。
 またドジャースの球団連続本塁打記録となる5試合に王手をかけた。過去にロイ・カンパネラ、ショーン・グリーン、マット・ケンプ、ジョック・ピーダーソン、エイドリアン・ゴンサレス、マックス・マンシーの6人しか記録していない。
 米メディアからも感嘆の言葉が並んだ。
 MLBネットワークの名物記者ジョン・モロシ記者もXに「ショウヘイ・オオタニがデュランの100マイルのスプリットを逆方向へ運んだ。球種、コース、相手投手、そして着弾した位置を考えれば、私がこれまで見てきた中で最も印象的なホームランのひとつだった」と投稿。米サイト「クラッチポイント」はその一打をこう表現した。
「技術的に言えば、あのスイングは、教科書通りの生体力学的な輝きがあった。彼は早めに腰をしっかりと回転させ、バットのヘッドスピードを保ちながら、完全に腕を伸ばし切った。外角で詰まらせることを狙った球に見事に対応していた。その結果が、高く弧を描く、逆方向へのホームラン。それは単なる記録上の数字にとどまらず、“大谷翔平の名場面”の殿堂入りにふさわしい一撃となった」
 大谷は23日(日本時間24日)のツインズ戦にも「2番・DH」でスタメン出場。第1打席に37号ソロを左中間スタンドへ叩き込み、5試合連続本塁打の球団記録を更新した。

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