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キャデラックの来季ドライバーが決定して角田裕毅の移籍が消滅した(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)
キャデラックの来季ドライバーが決定して角田裕毅の移籍が消滅した(写真・Getty Images / Red Bull Content Pool)

どうなる?角田裕毅のキャデラック移籍が来季ドライバー決定で完全消滅…元F1ドライバーは新たな移籍先にアルピーヌを示唆

 ただアルピーヌの2人同様に角田も不振から脱却できずもがき苦しんでいる。
 レッドブル昇格後、12戦を終えて最高位は第4戦のバーレーンGPの9位で獲得ポイントは「7」に留まっている。モナコGP以降は、7戦連続で入賞及び獲得ポイントがなく、オーストリアGP、英国GPでは最下位に沈んだ。
 電撃解雇されたクリスチャン・ホーナー代表に代わり、レーシングブルズから昇格する形で7月から新代表に就任したローラン・メキース氏は、角田との信頼が厚く残留を支持しているとされている。
 だが、一方でチームの“重鎮”レースアドバイザーであるヘルムート・マルコ氏は、角田の残留には消極的で、レーシングブルズの新人アイザック・ハジャーの昇格を支持していると伝えられている。またマクラーレンのリザーブ兼テストドライバーを務めるアレクサンダー・ダンにレッドブルが関心を示しているとの報道もあり、角田の置かれた立場が厳しいことには変わりはない。
 いずれにしろ29日から開幕するオランダGPから残り10戦で復調気配を見せなければ、レッドブル残留もアルピーヌ移籍の可能性も消えてしまうだろう。
 それでも前出の「GPFANS」は、「角田のレッドブルでの苦境にもかかわらず、彼には依然として関心が寄せられており、かつての(レーシングブルズでの)活躍を覚えているチームもあることから、2026年シーズンに向けてグリッドを渡り歩く可能性のある候補の一人となっている」と伝えている。

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