• HOME
  • 記事
  • 野球
  • 「お子ちゃまレベル」「このチームにいられない」G倒でマジック「9」とした阪神の藤川監督が厳しく批判した選手とプレーとは?
阪神の藤川監督がバント失敗で走らずベンチで声を出さなかった高寺を厳しく批判
阪神の藤川監督がバント失敗で走らずベンチで声を出さなかった高寺を厳しく批判

「お子ちゃまレベル」「このチームにいられない」G倒でマジック「9」とした阪神の藤川監督が厳しく批判した選手とプレーとは?

 阪神が30日、甲子園での巨人戦に3-2で競り勝ち、優勝マジックをついに一桁の「9」とした。だが、試合後に藤川球児監督(45)は「お子ちゃまレベルの選手が多い」「ひよっこな選手がいる」と珍しく選手批判した。名指しこそしなかったが6回無死一塁で代打出場しながらもバントに失敗し一塁へ走らなかった髙寺望夢(22)のことだ。優勝を目前にして藤川監督が厳しいコメントを発した意図とは?

 高寺が6回無死一塁のバント失敗で一塁へ走らず

 ついに優勝マジックが一桁の「9」となった。
 1-1で迎えた5回二死二、三塁。巨人ベンチは大山を申告敬遠で歩かせ、「6番・左翼」で先発起用された熊谷との勝負を選ぶ。だが「なんとか次につなごうと思っていた。スライダーが曲がりすぎて手が出なかったらボールになって、それが良かった」という熊谷がしぶとく押し出しの四球を選んだ。これが決勝点。
 6、7、8回と3度もあった満塁のチャンスで追加点を奪えず16残塁を数えたもののドリス、及川、石井、岩崎の4イニングの必勝リレーで1点を守りきった。
 9回には一死から代打・若林の三塁を襲う打球を佐藤がトンネル。若林は二塁を狙ったが、カバーしたレフトの熊谷がワンバウンドで素晴らしい送球してアウトにした。阿部監督がリクエストを求めたが判定は変わらず守り勝った。
 阪神らしい野球でのG倒だったとも言えるが、試合後の藤川監督の恒例のテレビインタビューで異変が起きた。
「頼りになる選手達、ファンの方々を含めていいゲームになったと思う」
 第一声こそそう切り出したが、熊谷の好守にわたる好プレーについて質問が飛んだところから、表情が険しくなり、誰かをこう批判したのだ。
「全選手とは言いませんけど、たくさん1軍で野球を見て、戦ってきた選手たちは、こういった時期になると非常に強みが出る。だが、反対に言うとそうではない選手たちは、まあ本当に(1軍に)いるのかなというレベル」
「1軍レベルではない選手」への批判はまだ続く。
「本当に修羅場をくぐり抜けている選手は、それが当たり前なんですけど。何回も言いますけどそれ以前のお子ちゃまレベルの選手も多いですね」
 そして「素晴らしい選手に囲まれている間に、ずっと目を凝視して(その選手たちを)見るレベルでないと。なんかこのあたり(シーズン終盤)になると(漠然と)1軍にいるといった表情で(プレーしている選手が)まあまあ出てきますね。強くなって欲しい」と叱咤激励した。
 名指しこそしなかったが、藤川監督が誰を批判したのかは明白だった。
 6回無死一塁でバントに失敗して一塁まで走らなかった高寺のプレーだ。追加点が欲しい6回に3番手のケラーから先頭の坂本が四球で出塁すると、藤川監督は代打に高寺を送った。ベンチ前で珍しく直接指示まで送っていた。だが、初球にセーフティー気味にバントを試みた高寺のそれはピッチャーへの小フライとなった。次の瞬間、失敗したショックからか、高寺は2、3走り出して、バットを持ったままその場で立ち止まり、一塁まで走らなかったのだ。

 

関連記事一覧