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  • え?大谷翔平が思わず二度見した“魔球”って?「大谷、ベッツ、フリーマンにはこっちが最高レベルで投げなきゃならない」防御率1.98全米最高右腕のスキーンズに2三振1四球の“完敗”
大谷翔平とスキーンズの注目対決は2三振1四球の完敗に終わる(写真・AP/アフロ)
大谷翔平とスキーンズの注目対決は2三振1四球の完敗に終わる(写真・AP/アフロ)

え?大谷翔平が思わず二度見した“魔球”って?「大谷、ベッツ、フリーマンにはこっちが最高レベルで投げなきゃならない」防御率1.98全米最高右腕のスキーンズに2三振1四球の“完敗”

 パイレーツの地元紙「ピッツバーグ・ポスト・ガゼット」は、スキーンズの試合後のコメントをこう伝えている。
「これが野球をやる理由さ。『ザ・ショー』と呼ばれるのも納得だよ。野球界で一番強いかもしれない相手(ドジャース)をホームでスイープする機会なんて最高だ。こういうチャンスは当たり前じゃない」
 スキーンズは、大谷、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンのMVPトリオを初回、6回と三者凡退に打ち取り、ドジャース打線を沈黙させた。
「大谷、ベッツ、フリーマン。彼らがリーグで最強の上位打線じゃなければ他に誰がいるって言うんだ? こっちも最高レベルで投げなきゃいけない相手だ。抑えられて嬉しい」
 この日の投球は94球中65球がストライクだった。
 そして「勝ち越せてない投手」という批判をも払拭した。
 ニヤリと笑い「もう誰もそうは言えないだろ?」と言い放ったという。
 またサイヤング賞については「結局はいい投球をするかどうかだ。いい投球をしても失点することはあるし逆もある。残り4、5回の登板で、オフに入る前に出し切りたい。去年と同じ気持ちだよ。どんな結果になろうとやり残すことだけはしたくないんだ」とコメントした。
 一方のドジャースは3連敗。ナ・リーグ西地区2位のパドレスも直近10試合で8敗を喫しているため、首位を明け渡さずに助かっているが優勝マジックは消滅した。
 前日のゲームで右手甲に打球を受けた捕手のウイル・スミスは骨には異常はなく負傷者リストには入らなかった今週は欠場予定。
「ドジャースネーション」の試合後の囲み会見映像の中で、デーブ・ロバーツ監督は、「スキーンズが相手の試合は失点ができない、(5失点の先発スネルは)不運なヒットが多く運が悪かっただけだ。9回の表のプレーのようにあきらめずに戦い続けることが必要になる」と淡々と試合を振り返った。
「そのうち最高の状態になると語った考えが揺らいでいるのでは?」と質問され「
いや、それはきっと起きる」と前向きに口調を強めた。
 また前日の緊急登板回避した大谷は8日(日本時間9日)の本拠地でのロッキーズ戦に先発予定で「5イニングを投げてもらいたい」とロバーツ監督。2勝目への期待が高まる。

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