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なぜかロバーツ監督はブルペンの救世主である佐々木朗希をクローザーと呼ぶことを拒んだ(写真・AP/アフロ)
なぜかロバーツ監督はブルペンの救世主である佐々木朗希をクローザーと呼ぶことを拒んだ(写真・AP/アフロ)

なぜだ?「バカバカしい。ロウキが守護神だ」ロバーツ監督が佐々木朗希を「クローザー」と呼ぶことを拒み米メディア、SNSで波紋!「約108億円で獲得したスコットへの配慮」の声も

 同記事は、佐々木をクローザーと呼ぶことを拒んだ理由のひとつに「リリーフ経験がない佐々木には登板制限が設けられる可能性もある。そのため毎試合“締め役”として投げるのは難しいかもしれない」との見方を示した。
 だが、今回のディビジョンシリーズは、第1戦と第2戦の間に1日休みのある変則日程のため、ロバーツ監督は、今日6日(日本時間7日)の第2戦に「必要なら明日も投げることができる」と、佐々木をスタンバイさせることを明言した。
 佐々木は、復帰後、中1日で2試合に登板したが、ロバーツ監督は「意図的に3日間で2試合に投げる経験を積ませたから(スタミナに)心配はない」と言う。同紙によると佐々木も「プレーオフの短期決戦では、先発投手としてのスタミナがあるので対応できる」と断言している。一方で「ただ長いシーズンを通して毎試合リリーフ登板する形で準備を続けるのは現実的ではない」とも語っており、あくまでもポストシーズン限定での連投OKの姿勢を示したという。
 敏腕で知られるUSAトゥデイ紙のナイチンゲール記者も、このロバーツ監督の姿勢に、驚いたようで、すぐにXに「ロバーツ監督は、ロウキ・ササキが彼らのトップクラスの高レバレッジリリーバーの一人であると述べているが、彼をドジャースのクローザーと呼ぶには至っていない」と投稿した。
 ロバーツ監督は、4日のフィリーズ戦でも9回に佐々木を投入するかどうか迷ったあげく、ブルペンへの連絡が遅れ、佐々木の準備が最悪間に合わないというピンチを招いている。大谷がバントの構えをするなどして時間を稼ぎ、四球で歩いたためギリギリ間に合ったが、4試合無失点を続けているものの、ロバーツ監督は、言葉とは裏腹にまだ佐々木を本当にクローザーとしては認めていないのかもしれない。
 米SNSでもこの問題を巡り、賛否が飛び交った。
「もうロウキがクローザーでいいだろう。 あの球を見たか?」
「バカバカしい。ロウキが守護神だ。タナー・スコットはせいぜい7回だ」
「ロウキはクローザーの定義を満たしている」
「ロバーツは建前で言ってるだけ。起用実態がすべてを物語っている」「ロウキコールに乗せられて(レッズ戦)結果を出した彼の今の絶好調は本物。ただし投げ過ぎないことを祈る」

 

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