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ロバーツ監督が佐々木朗希を条件付きで「「Primary option(第1の選択肢)」と認めたことが賛否を呼ぶ(写真:Imagn/ロイター/アフロ)
ロバーツ監督が佐々木朗希を条件付きで「「Primary option(第1の選択肢)」と認めたことが賛否を呼ぶ(写真:Imagn/ロイター/アフロ)

「また馬鹿馬鹿しいことを…」ド軍ロバーツ監督が佐々木朗希を「Primary option(第1の選択肢)」と認めるも「すべての9回を任せるのは無理」と条件付きだったことにSNSで賛否飛びかう

 ロバーツ監督は佐々木の連投の可能性についても触れた。
「連投の可能性はある。ただそれは誰にとっても未知の領域だ。連投の段階に進むには体と球の状態を見極めながらになる。投手コーチと、毎日話し合い、選手をベストな状況で使えるようにしている。本音を言えば、ロウキに毎日投げて欲しいくらいだ。だが、それは現実的ではない。彼の状態を見ながら判断をしている」
 ただ中1日の登板は、すでに9月24日のダイヤモンドバックス戦、26日のマリナーズ戦、そして今回のフィリーズとの第1戦、休養日を挟んでの第2戦と2度経験して球威や体調に問題がないことを証明した。
 連投に関しても、佐々木自身は、「休み日も、強度を高めて投げたりして、感覚を試しながら(連投でも)いける感覚はある」と、フル回転も辞さない構えを示している。
 会見の中でロバーツ監督は、米記者から「投げる前にどこでそれを判断するのか?」と鋭く突っ込まれた。
 ロバーツ監督は「(ジョシュ)バード(ブルペンコーチ)、コナー(マクギネス・アシスタント投手コーチ、マーク(プライアー・投手コーチ)らスタッフと話をしてボールの様子や、体の感触、キャッチボールのキレなどを確認する。休養日との比較も重要だ」と返した。
 また6日に炎上したトライネンは「彼が本来持っているキレや気迫が欠けているように見えた」という。
 だが、ロバーツ監督が前日会見でまたしても佐々木をクローザーと認めず、条件を付けたことはSNSで賛否を巻き起こした。
 米サイト「ドジャーブルー」もXに「佐々木はクローザーではないが、ドジャースのリストのトップにいる。ただし依然として条件付きだ」とポストした。
 SNSでは「ロバーツが信頼を示したことが重要だ。選手保護の配慮も示しており合理的だと思う」「これがドジャースのファンの生の反応」「ロバーツがようやくわかってくれた」 「確かに今後もロウキがチームにとって必要なことを考えると使いすぎると裏目に出る可能性がある」「これでブルペンは安定するだろう」と、そのロバーツ監督の判断を支持する声がある一方で、批判的な意見も後を絶たなかった。
「ロバーツの言っていることは馬鹿馬鹿しく聞こえる」「なんとも中途半端な考えだ」「判断が守りに入りすぎている」「もっと大胆にロウキを使って欲しい」「守護神としての経験の少なさは理解できるが、短期決戦ではリスクをとるべきだ」「クローザーを固定しなければチームとしての戦術が混乱してしまう」
 勝てばディビジョンシリーズ突破が決まるドジャースタジアムでの第3戦のプレーボールは、日本時間の本日9日、午前10時08分。山本由伸が先発マウンドに上がる。

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