
佐々木朗希が3回を完全に抑えてドジャースは3勝1敗でNLDSを突破(写真:Creative 2/アフロ)
ベッツが「ロウキの道程を知っているから感動した。世界一になるための大きな存在」佐々木朗希の3回完全救援をグラスノー、キケ、スミス、背番号を譲ったロハスらが絶賛「殿堂入りするぞ」
そして誰よりも佐々木を熱く語ったのがミゲル・ロハスだ。佐々木が、大争奪戦の末にドジャースとの契約が決まった際、彼は、昨年まで付けていた背番号「11」を佐々木に譲り、自らは、メジャーデビュー時の「72」で今季はプレーした。
「ロウキのことが本当にうれしい。彼はルーキーイヤーから本当に多くのことを求められていた。その中でいろんな課題を乗り越えてきたんだ。やっと今、ブルペンという居場所を見つけて落ち着いて試合を締めるようになった。シーズン後半にチームが彼を必要としたときから、彼のパフォーマンスは本当に頼もしい」
そして背番号のことを聞かれ「彼が今日みたいな投球を続けられるなら僕はどんなことでもやるよ」と言い、「ロウキはこのままいけば野球殿堂入りするだろうな」とまで称えた。
佐々木は、その努力の姿と160キロ超えのストレートと、悪魔のようなスプリットで、メジャーの一線級の打者を寄せ付けず、6試合で防御率0.00という結果を残して、チームメイトの信頼を勝ち取り、そして、堂々のドジャースの守護神となった。
佐々木が試合後会見でこう言った。
「まずは健康でパフォーマンスできていることに本当に感謝している。その中で徐々に自分らしく投げられていることに喜びを感じる。チームのために今は働けてるので、そこはよかった」
まだ相手はカブスか、ブリュワーズか、決まっていないが、日本時間14日から、7試合4戦先勝制のリーグチャンピオンシップシリーズが始まる。