
大谷翔平が3発放ったホームランボールの行方は?(写真:Imagn/ロイター/アフロ)
「このボールは売るつもりです」大谷翔平の3本塁打のボール行方は?1本目は不明、2本目は疑念、3本目の所有者は「家や車、息子の学資に」と売却希望…米紙が追跡記事
フローレス氏は、同紙の取材に応じて、「ボールは僕の方に跳ね返ってきて、赤ちゃんを抱えるようにキャッチしてしっかり握ったんです。落ち着いて、冷静でいられました」とコメントしている。
ただドジャースからそのボールを戻して欲しいとの連絡はなく、フローレス氏は「このボールは売るつもりです」と売却希望の考えを明かしている。
すでに買い手のオファーがあるようで、その金額は明かされなかったが、フローレス氏は、家や車の購入、12歳の息子の大学資金に充てたいと話しているという。
ちなみに今回のような歴史的価値のあるホームランボールには考えられないほどの高値がつく。大谷が2024年9月19日に達成した「50―50」の記録を記念するホームランボールは、米オークションハウス「ゴールディン」の競売にかけられ、台湾の企業に最終的に360万ドル(約5億2200万円)で落札されている。
同紙によるとフローレス氏がドジャースからこれが大谷が打った3本目のホームランボールであるという公式認証を受けることは難しいらしいが、ドジャースの副社長のロン・ローゼン氏が、なんらかの球団の姿勢を明らかにするという。
果たして、今後、1本目の記念ボールは見つかるのか。そして2本目の場外弾の真偽のほどと、3本目の売却価格は?大谷の歴史的快挙の余波はまだまだ続きそうである。
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