米メディアが明かした「3語メッセージ」…大谷翔平とブルージェイズのスーパースター、ゲレーロJr.は塁上で一体どんな会話をしているのか？

　大谷はブリュワーズとのリーグ優勝決定シリーズの第4戦で3本塁打＆6回10奪三振無失点の歴史的快挙を成し遂げて、同シリーズMVPを獲得し、ワールドシリーズに突入。ここまで2試合で8打数2安打2打点。第1戦では2ラン本塁打も放った。
　一方のゲレーロJr．もマリナーズとのリーグ優勝決定シリーズで、打率.385、3本塁打、3打点の活躍で同シリーズMVP。ワールドシリーズでは2試合で8打数3安打。11得点と爆発した第1戦では、タイムリーや本塁打が出る度にベンチ前を走りチームを鼓舞した。山本に完投勝利を許した25日の第2戦ではカーブで三振もしたが、レフトフェンス直撃の強烈なヒットを放っている。ショートストップのアンドレス・ヒメネスが前日会見で「彼は我々のリーダーでありスーパースターです。彼の隣でプレーできて本当にうれしいです。彼がしていることは本当に凄い」とわざわざ語ったほどのブルージェイズの顔だ。
　そして明日28日（日本時間29日）の第4戦では、大谷がワールドシリーズに初先発し初めて2人のスーパースターの直接対決が実現するのだ。
　大谷も前日会見に臨んだ。
　米サイト「ドジャーブルー」が伝えた会見映像によると、例のチャント問題に関する質問が飛び、「素晴らしかったと思いますね。僕の妻がすごく大好きなチャントなので、イジられましたけど、個人的には良かったなと思っています」と絶妙のアンサーを返した。
　米メディアは、一斉にこの発言を取り上げ、「トロントのチャントを笑い飛ばす」（ロサンゼルスタイムズ紙）、「驚くべき反応」（スポーティングニュース）と、好意的に報じたが、大谷は、この会見の中で、第4戦の先発についても、こう語っている。
「（山本）由伸の登板（1失点完投勝利）は本当に素晴らしかったと思います。これだけの素晴らしい打線にあれだけのピッチングをしたのはチームメートとして誇らしいなと思っています。やっぱり素晴らしい打線を相手に投げるときは、自分のパフォーマンスをしっかりと出さないと抑えられない。それが大前提にあるので相手の（配球）準備をしながら、自分のコンディションをまず一番大事にしたいと思っています」
　そして本拠地で始まる第3戦からの3連戦ついてこう決意表明した。
「もう終わったことは切り替えて、もう（今から）3戦先取のホーム開幕だと思って、臨めばいいんじゃないかな、と思っています」
　大谷がまた塁上でゲレーロJr.にどんなジョークを飛ばすのかも含めて注目の第3戦は、日本時間今日28日、午前9時にプレーボールだ。