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球界大御所が大谷翔平はヤマを張りすぎだと問題点を指摘した(写真:UPI/アフロ)
球界大御所が大谷翔平はヤマを張りすぎだと問題点を指摘した(写真:UPI/アフロ)

「大谷翔平は打席でヤマを張りすぎ。明らかに疲れが見える」93歳の球界大御所が歴史的活躍を見せる二刀流スターの問題点を指摘…米敏腕記者は延長18回死闘後に点滴を打ったと報道

 

「大谷は同日の早朝まで治療が必要だったにもかかわらず(第4戦の先発で)7回まで持ちこたえた(点滴は真夜中以降に行われた)。大谷は9回中9回出塁した後、遅くけいれんした歴史的な第3戦の後、インタビューに応じず、当初は睡眠を取り戻すために早めに出発したと思われていた。しかし、彼は疲れ果てたパフォーマンスの後、トレーナールームに行き、試合の1時間後となる現地時間の午前1時頃にドジャースの警備員に急いで連れ出されるのが目撃された」
 大谷はこの試合の延長11回に申告敬遠で出塁し、二塁へ進塁した際に足がけいれんする異常を訴えている。
 だが、大谷は翌日に先発マウンドに上がり7回に連打を浴びて降板するまで、ブルージェイズ打線をブラディミール・ゲレーロJr.に浴びた逆転2ランの2失点のみに抑える力投を見せていたのだ。
 この試合後にデーブ・ロバーツ監督は「彼の人間だ」と発言したが、広岡氏が指摘するようにおそらく疲労はピークなのだろう。
 打線が低迷。満身創痍の大谷にしか頼れない状況にあるドジャースは第6戦、第7戦と連勝して逆転世界一を手にすることができるのか。
 広岡氏の予想は悲観的だ。
「ホームで戦えるブルージェイズが有利だろう。山本はそこそこいいピッチングをすると思うが、3試合連続の完投は無理。私は佐々木は信用していないし、その前のブルペンがあまりに弱い。シーズン中盤までのブルペン陣は良かったが、疲労からか終盤に調子を落として、修正ができていない。本来は大谷以外にも一発の打てる打者が揃っているが、出ても単発だし、打線がつながっていないのも悪い傾向。ドジャースは厳しいな」
 負ければ終わりの第6戦の先発は山本由伸。すでに先発メンバーが発表され、大谷は「1番・DH」、ロバーツ監督は2番にスミスを置き、3番にフリーマン、シリーズの打率.130と大不振のベッツを4番に据える大胆な打順変更を試みた。
(文責・駒沢悟/スポーツライター)

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