ドジャースが元阪神のパドレス守護神スアレスをブルペン強化のために強奪?!必要資金3年83億円、大谷翔平と報復死球で因縁
米サイト「ジ・アスレチック」はスアレス獲得に必要な資金を3年総額5400万ドル(約83億円)と見積もっている。
昨季ドジャースは、スコットと4年6730万ドル(約111億円)で契約を結んだ。1年の年俸に換算すれば、ほぼ同額で、前出の「ドジャースウェイ」は、「ドジャースは資金力にものを言わせて新しい解決策を模索しつつ、すでに契約下にある投手たちの立て直しも並行して進める可能性が高い」との見方を示した。
スアレスはソフトバンクを経て2020年から阪神で2年間プレーし、2年連続でセーブ王タイトルを獲得。2021年は62試合に登板して防御率1.16、42セーブの成績を残してそのオフにパドレスに移籍した。
MLB公式サイトも、FAランキングトップ30の19位にスアレスを入れ「スアレスは35歳シーズンを迎えるにあたり、2年連続オールスター選出という実績をより大きな契約につなげようとしている。スアレスは2年連続で防御率3.00未満を記録し、通算77セーブ(今季はナ・リーグ最多の40セーブ)を挙げた。今季の平均98.6マイル(約158.7キロ)の速球は全投手中上位3%に位置し、奪三振率と与四球率の両方でも上位20%に入っている」と紹介。
移籍先予想球団としてブレーブス、ドジャース、オリオールズの3球団の名前を挙げている。
スアレスは6月19日のドジャース戦で大谷翔平の背中に死球をぶつけ、メジャー機構から報復目的の故意死球だと認定され、2試合の出場停止処分を受けた。ドジャースとは少なからず因縁があるが、前出の「ドジャースウェイ」は「“あの件”については謝罪が必要かもしれないが、チームが勝ち続ける限り、過去の出来事は水に流せるはずだ」と報じた。ドジャースがスアレスの獲得に成功すれば、来季のV3に向けて“鬼に金棒”となりそうだが、果たして…。

