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村上宗隆が正式にポスティング申請へ…米報道
村上宗隆が正式にポスティング申請へ…米報道

ヤクルト村上宗隆が今日8日に正式ポスティング申請…8年約275億円の契約金予想に“56発男”シュワーバーの“軽量版”評価…メッツ、マリナーズ、ヤンキースなどド軍を除く8球団の大争奪戦へ

 メジャー挑戦をヤクルトに容認されていた村上宗隆(25)が7日(日本時間8日)に正式にポスティング申請される方向であることが明らかになった。MLB公式サイトなど複数の米メディアが速報で報じたもの。ドジャースはマックス・マンシー(36)を球団オプションで残留させたため、移籍先候補からは消えたが、メッツ、レッドソックス、マリナーズ、レッドソックス、ヤンキースなど6球団以上が獲得に乗り出すとみられ、オフの情報に詳しい米サイト「トレード・ルーマーズ」は8年1億8000万ドル(約275億4000万円)の契約金を予想している。村上の交渉期限は東部時間8日の午前8時から、同12月22日午後5時までとなる。

 交渉期間は45日間…マンシー残留のドジャースは撤退か

 今オフのNPBからのポスティング申請の第1号は村上だった。MLB公式や、ESPNの敏腕記者知られるジェフ・パッサン記者らが情報筋の話として米国7日(日本時間8日)に正式にヤクルトがポスティング申請を行う方向であることを報じた。これにより、村上は米東部時間の午前8時から同12月22日の午後5時までの45日間、メジャー全球団との交渉が正式に可能となった。
 すでに評価はうなぎ上りだ。
 ストーブリーグ情報に詳しい米専門サイト「トレード・ルーマーズ」は、FAランキングで、カイル・タッカー、ボー・ビシェット、ディラン・シーズの大物に続く4位に村上をランキング。予想契約金は8年1億8000万ドル(約275億4000万円)とした。
 同サイトは、村上がFA市場で高く評価されている理由を圧倒的なパワーと年齢面にあると分析している。
「村上が本当にメジャーリーグのレベルで三塁を守れるかどうかは疑問だが、正直、それはそれほど重要ではない。この25歳の強打者に入札するチームは彼の規格外の長打力を目当てにしているからだ」
 村上の左打者としてスカウティングスケールを最大数値の「80」とした上で、そのパワーを「同じ左の長距離砲である大谷翔平やカイル・シュワーバーを彷彿とさせる」とした。
 今季は腹斜筋のケガで2か月チームを離脱したが、「復帰後は、まさに火を吹くような活躍で、わずか224打席で22本塁打、打率.273/出塁率.379/長打率.663という驚異的な成績を残し、14%以上の四球率、そしてISO(長打率−打率).390という“笑ってしまうほどの長打力”を示した」と紹介している。
 村上は来年2月に26歳になるが、年齢はFA市場では最も重要な要素。山本由伸、フアン・ソト、ブラディミール・ゲレーロJr.らが巨額契約を得たのもそれが理由のひとつ。「数年は三塁を守れると判断されれば、9桁(1億ドル=約153億円以上)の大型契約も現実的だ」とし「若く守備が上手いシュワーバーの軽量版」と評した。

 

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