ヤクルト村上宗隆が今日8日に正式ポスティング申請…8年約275億円の契約金予想に“56発男”シュワーバーの“軽量版”評価…メッツ、マリナーズ、ヤンキースなどド軍を除く8球団の大争奪戦へ
懸念されるのは三振率と守備の問題。2022、2023年の2年間の三振率は21%だったが、それ以降の3シーズンでは28.8%、今季は28.6%にまで悪くなった。またメジャースカウトは、守備力については「将来的には一塁手かDHとしてプレーするのが妥当」と見ているという。
気になる移籍先としては、最有力候補のドジャースがマンシーを1000万ドル(約15億3000万円)で残留させたことで候補から消えたという見方を示す。一塁はフレディ・フリーマン、DHには大谷で村上の割り込む余地はない。「過去に1試合だけ守った外野手としての起用を検討する可能性は残る」とも記したが、可能性は薄いだろう。
同サイトは現時点での有力候補チームとしてレッドソックス、メッツ、ヤンキース、エンゼルス、パドレス、マリナーズの6球団をあげた。またMLB公式サイトは、ここにフィリースとジャイアンツを付け加えた。
ニューヨークポスト紙は「一塁手のピート・アロンソがFAとなる予定で村上を後任候補として検討する可能性がある」と報じた。メッツは、8月にデビッド・スターンGMが村上を視察するため日本を訪れてサヨナラ本塁打を目の前で見た。2年前、山本由伸にドジャースと同じ12年3億2500万ドル(約497億円)の契約を提示した例があり資金力にも余裕がある。千賀滉大とも5年7500万ドル(約114億7000万円)の契約を結んだ。
またMLB公式サイトによると、マリナーズも一塁手のジョシュ・ネイラーと、三塁手のエウジェニオ・スアレスがFAでいなくなる可能性が高く、村上の獲得に本腰を入れる可能性が高いという。
10日(日本時間11日)からラスベガスで始まるGM会議から各球団の争奪戦が本格化しそうだが、果たして史上最年少の令和の3冠王は、どんな決断を下すのだろうか。

