「王冠クラスの投手」メジャー挑戦容認の今井達也にヤンキースが“超本気”?!…大谷翔平をキリキリ舞いさせたブ軍新人に似た変化球に「先発3番手」で8年約293億円の評価も
エンパイヤスポーツメディアのライアン・ガルシア記者は 、27歳の今井が、それらの問題を解消する有力候補として挙げている。
「日本でトップの先発投手である今井がヤンキースのローテーション問題を解消することができると同時に日本市場に再び参入するきっかけとなり得る。今井の持つ球種は非常に興味深くリリースポイント5フィート0インチ(約152cm) から投げるフォーシームは平均以上の縦変化を生む。ただしNPBのボールからMLBのボールに変えると、ボールが少し大きく、滑りやすいためスピンはかかりにくくなる。そのため変化は平均的に落ちるだろう。今井の速球は通常 95マイル(約153キロ) だが必要に応じて 99マイル(約159キロ) まで上げることができる。必要な場面ではその球速を活かす傾向がありフリードと似ている」
前出の「ジ:アスレチック」は独自にヤンキースのFA獲得ランキングを作成。1位カイル・タッカー、2位コーディー・ベンジャーに次ぐ3位に今井の名前を入れた。
「ヤンキースはもう一人の先発投手を加えることで恩恵を受けられる可能性がある。シーズン開始時にはコール、ロドン、クラーク・シュミットが不在となる予定であり、コールとシュミットが、大規模な肘の手術後にどの程度のパフォーマンスを発揮できるかは不透明である。ヤンキースは今井を徹底的にスカウティングしており、日本市場に再び存在感を示すことにも関心を示している」とした。
同サイトは「今井のスライダーは彼の最も優れた球種で、空振り率45%を記録した。このスライダーは、腕側に変化するタイプで、ブルージェイズのトレイ・イェサベージのスライダーに似ており、非常に興味深い。さらにスプリッター、カーブ、シンカーも投げる。ヤンキースは投手の球種構成を調整し長所を活かすことで知られているため、今井の球種もチームに入ればさらに向上する可能性がある」と付け加えた。
ワールドシリーズで大谷翔平をキリキリ舞いさせたイエサベージが魔球のスプリットと共にもう一つの武器にしているスライダーに今井のそれが似ているというのだ。今井は、近日中に渡米する予定。
大争奪戦の結末は果たして…

