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大谷翔平がMVP受賞の瞬間に妻の真美子さんではなくデコピンにキスしたシーンが米SNSで波紋(写真:Creative 2/アフロ)
大谷翔平がMVP受賞の瞬間に妻の真美子さんではなくデコピンにキスしたシーンが米SNSで波紋(写真:Creative 2/アフロ)

え?米SNSの注目はそこ?大谷翔平がMVP受賞の瞬間に真美子夫人ではなくデコピンにキスしたシーンが波紋を呼ぶ…「妻より先なんて最悪だ」の声に日米の文化の違いを指摘する米メディアも

 ドジャースの大谷翔平(31)が3年連続4度目のMVPをしかもメジャー初となる3年連続満票で獲得したが、意外なシーンが米SNSで波紋を広げている。MLBネットワークの番組で受賞を告げられた瞬間に大谷は愛犬の「デコピン」にキスをして真美子夫人(29)と一緒に抱き合ったが、最初のキスが妻ではなく愛犬だったことが問題になっているのだ。「日米の文化の違い」を指摘している米メディアもあったが、大谷の存在感が大きすぎるがゆえの反響だろう。

 「私なら離婚する」

 メジャー史上初となる3年連続満票での受賞。バリー・ボンズは、2001年から4年連続でMVPを獲得しているが満票ではなかった。米SNSは、もちろん大谷の偉業への賛辞の声であふれたが、波紋を広げたのは、意外なシーンだった。
 受賞決定はMLBネットワークの番組のライブ配信で行われた。大谷は、愛犬のデコピンを間に挟んで妻の真美子さんと“3者”でソファに並んで吉報を待った。ヤンキースのレジェンドであるドン・マッティングリー氏が、大谷の名前を呼んだ瞬間、大谷はまずデコピンにキスしてから、愛犬と一緒に真美子さんと抱き合った。だが、この妻より先に愛犬にキスしたシーンが米メディアやSNSで波紋を広げる事態になったのである。
 ニューヨークポストは「大谷翔平、ナ・リーグMVP受賞の瞬間に妻と愛犬と“微妙に気まずい”やり取り」との見出しに「それでも大谷は誰も置き去りにしなかった」とのサブタイトルを付けて、この問題を取り上げた。
「新たに4度目のMVPに輝いた大谷は、3年連続そしてドジャースでは2年連続の受賞を妻・田中真美子さん、そして愛犬デコイ(米ではデコピンではなくデコイと発音)とともに少し気まずくもユーモラスな形で祝った。3人は並んで座って受賞の瞬間を迎えたが、大谷がデコイにキスをした一方、妻にキスをしないまま解散したため、SNSではちょっとした話題になった」と伝え、Xの声のひとつを紹介した。
「MVP受賞後にキスをもらったのは大谷じゃなくてデコイ」
 同メディアは「大谷はプライベートを公にしないタイプで、結婚していたことも昨年になってようやく明らかになったばかりだ」と説明し、大谷がインスタに投稿する機会の多いデコピンを「すでにSNSのスターだ」と伝えた。
 昨年のワールドシリーズの優勝パレードでデコピンをバスに同乗させたことや、始球式に登場したこと、そして昨年のMVP受賞式では、大谷と真美子さんがグータッチした瞬間にデコピンがソファの上から逃走する「名シーンが生まれたこと」も紹介した。
 その上で同メディアは「大谷は妻とハグをしながら同時に頭を下げ、デコイに大きなキスをプレゼントした。誰がキスをもらったかはさておき、“史上最高の選手”へと歩み続ける大谷ファミリーには、祝うべきことが山ほどあった」として偉業の数々を紹介している。
 英タブロイド紙「ミラー」の米国版はSNSでの過激な声を取り上げている。同紙は「大谷翔平、MVP受賞後の“妻への振る舞い”が話題に」との見出しに「4度目のナ・リーグMVPに輝くも一部ファンは妻への行動に不満」と付け加えて「受賞後に見せた妻への振る舞いについて一部の野球ファンはあまり良い印象を持たなかった」と伝えた。

 

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