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阪神のデュプランティエが自由契約に(写真・黒田史夫)
阪神のデュプランティエが自由契約に(写真・黒田史夫)

「有原の残留が難しそうなソフトバンク、グリフィン、ケイ退団濃厚の巨人と横浜DeNAは獲得に動く」阪神から自由契約のデュプランティエは本当に争奪戦となるのか…残る不安点も

 デュプランティエは8月9日のヤクルト戦の先発を最後に下肢のコンディション不良で長期離脱。ファームでの登板もないまま、レギュラーシーズンを終えた。藤川監督は、日本シリーズの第2戦に才木浩人ではなく、ファームの練習試合とシート打撃登板で試運転しただけのデュプランティエを抜擢した。しかし、ストレートにスピードがなく変化球の制球も不安定で、2回途中で来日ワーストとなる52球、6安打3四球7失点と大炎上降板した。第1戦に先勝していた阪神は、このデュプランティエの誤算で流れを失い4連敗。ペナントレースは2位に13ゲーム差をつけて最速優勝していたが、2年ぶりの日本一を逃すことになった。
 デュプランティエがたまたま調整不足だったのか。それともコンディションが上がらない深刻な問題を抱えているのかも不明だ。ただ阪神はすでに元ブルージェイズの先発左腕、イーストン・ルーカスの獲得に乗り出すなど、デュプランティエの代役探しにシフトしている。
 しかも、この時のワーストのデュプランティエの対戦相手がソフトバンクだっただけにより獲得には慎重に調査を進めるかもしれない。
 果たしてデュプランティエは2026年にどこの球団のユニホームを着ているのか。虎ファンは「セ・リーグのライバルチームにだけは行かないで」と願っているのかもしれない。

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