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  • 天心vs拓真戦でのSNS「帝拳にはプランBCの戦略がない」批判に2団体統一戦に挑むWBA王者の高見亨介が「覆したい」と猛反発
WBA世界ライトフライ級王者の高見亨介がWBO王者との統一戦に向けて練習を公開した(写真・山口裕朗)
WBA世界ライトフライ級王者の高見亨介がWBO王者との統一戦に向けて練習を公開した(写真・山口裕朗)

天心vs拓真戦でのSNS「帝拳にはプランBCの戦略がない」批判に2団体統一戦に挑むWBA王者の高見亨介が「覆したい」と猛反発

「足で動く選手には足で対抗する」
 勝利パターンはイメージできている。
「じりじりと、最後は自分が仕留め切るというようなイメージでずっと練習してきた。相手の気持ちを折るような試合展開を見せられればいい。相手の嫌がる攻撃を徹底して攻めて突っついていきたい。それを続けていれば、自然と相手のメンタル的な部分が嫌になってくるのかなと」
 ただサンティアゴはすべての時間帯で足を使っているわけではない。前に出る時間帯もあるし、序盤で高見が追いながら、決定打はなくとも、被弾せずに攻勢点でポイントを稼げば、WBO王者を前に出てこなくてはならない状況に追い込むことになる。
「プランB、CまでいかずAのまま終わらせる」 
 公開練習では、田中繊大トレーナーが「前にくる」「足を使って逃げてくる」と喋りながら、そのパターンを想定してのミット打ちを披露した。スパーリングでは、今回の興行のアンダーカードで再起戦に臨む元WBA世界フライ級王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)や、メキシコから招聘した元WBCインターナショナル・フライ級シルバー王者ゴハン・ロドリゲスらと拳を交えて対策を練った。
 今年7月にプロ10戦目でWBA世界ライトフライ級王者のエリック・ロサ(ドミニカ共和国)に挑み、終始試合をコントロールしながら10回TKOでタイトルを獲得した。
「完全に予想以上です。世界戦ができたらいいなくらいに思っていた。まさか今年統一戦ができるなんて思ってなかった」
 しかも初防衛戦で統一戦が実現し「前回よりさらに気合が入っている」という。

 

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