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クレベルは判定結果に怒りを爆発させた(写真・RIZIN FF)
クレベルは判定結果に怒りを爆発させた(写真・RIZIN FF)

SNSで物議!「超RIZIN.4」で朝倉未来に1-2判定負けしたクレベルの「絶対に負けていない。明日にでも道場破りだ」の怒りの抗議は正論だったのか…未来次戦は大晦日「選択権があるなら平本蓮」

 

朝倉はクレベルの三角締めを封じた(写真・RIZIN FF)

 榊原CEOはクレベルと今後についての話し合いの場を持ちたいことを明かしたが「ダイレクト(リマッチ)はまずない」と断言した。
 榊原CEOは朝倉の次戦が大晦日であることを明言した。
 では、朝倉は大晦日に誰と戦いたいのか。
 リング上では「注射の仮病ニキはどこで何をやってるんですか?お前1回列に並び直せよ」と、5月の男祭りでの再戦を怪我でキャンセルした平本を暗に示唆して、仕切り直しの1戦を最優先としない考えを示した。
 朝倉があげた名前は2年前に敗れているウガール・ケラモフ(アゼルバイジャン)だった。
 だが、インタビュールームでの返答は違っていた。落ち着いて考えを整理したのだろう。
「選択権があるとしたら平本とやりたい」
 そう明言したが、こうも続けた。
「でもまた怪我でできないんじゃないですか、どうせ。復帰1回目にやって、ああだこうだ言われるのも面倒なので、絶好調の時にしっかりやってやりたい」
 肩の手術をした平本が大晦日の前に再起していることが条件だという。
 朝倉の最終目標はベルトの奪還である。
「誰が一番見たいか。皆さんの意見を聞いてみたい。本当はチャンピオンに挑戦したい。9月の勝者と?全然やりたいですね」
 クレベルからベルトを獲得した新王者のラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)の防衛戦が9月28日の「RIZIN.51」(名古屋)で行われることが電撃発表された。
 朝倉はその勝者へ大晦日に挑戦することも辞さないという。
 最後にファンへのメッセージを求められた際には、「フェザー級のベルトはオレのために作られたと思ってる。RIZINが旗揚げしてオレが7連勝した時にフェザー級に相手がいなくてオレが盛り上げた自負がある。最後はフェザー級のベルトを獲りにいきたい」とも語っている。
 榊原CEOも「ベストフォーメント(最高のカード)を選びたい。平本は避けて通れない。怪我の回復次第。ケラモフに個人的にリベンジしたいという思いもあるのでしょう。ファンの声が9月のベルトへのチャンスになるかも」と、その3つの選択肢に可能性を残した。
 いずれにしろ平本に惨敗後、試合そのものが面白かったかどうかは別にして、鈴木千裕、クレベルと2人の元RIZINフェザー級王者を撃破した朝倉は名実共にRIZINの大エースとして完全復帰を遂げたことは間違いない。4万3000人を超える大観衆が奏でた「ミクルコール」がその証。RIZINは再び朝倉未来を中心に回っていくことになる。

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