山本由伸のベネズエラ戦の物議を醸す4回69球降板にはドジャースの開幕投手指名が関係していたのか…韓国メディアが大胆報道
だが、井端弘和監督は「イニング途中に代えるというのも、次にいく投手に負担がかかる。60球くらいをメドに最初からプランを立てていた。4回がいっぱいかなと判断した」との理由で交代を決断。
5回を任された西武の隅田知一郎が1点差に詰め寄られる2ランを浴び、6回に日ハムの伊藤大海が逆転3ランを許した。
山本の1イニング早い降板がその後の綻びを生んだとも考えられ、この井端監督の投手継投は物議を醸した。
しかし、その背景に山本の開幕投手を決めていたドジャースからの“圧力”があったとすれば、井端監督が「60球をメドに」降板時期を考えていたのも合点がいく。
井端監督はドジャースとは、連絡を密に取り、今大会ではDHに専念した大谷の投手の調整についてもドジャースからの要望が届いていたことを明かしていた。
最終的には出場可能となったが、米国代表で守護神を任されているメイソン・ミラーの決勝戦の出場を巡っても直前までゴタゴタがあった。決勝のベネズエラ戦で投げれば5日間で3試合の登板となるため、所属のパドレスサイドが、懸念を示したのだ。
米サイト「ジ・アスレチック」によるとパドレスのクレイグ・スタメン監督は、WBCにおける選手管理がすべてのチームにとって難しい問題だと指摘していた。
「マーク・デローサ監督が今代表チームを指揮しているが、彼はメジャーリーグ全体におけるその選手の“本当の監督”ではない。デローサと(投手コーチの)アンディ・ペティットにとっては間違いなく難しい立場だ。これまで素晴らしい仕事をしているし、我々とも密にコミュニケーションを取ってくれている。ミラーの状況についても他の投手についても理解を示してくれている」
ロバーツ監督にしても同じ思いだったのだろう。
そしてそのドジャースの意向を井端監督は無視せず、山本の起用について配慮したのかもしれない。そう考えると、侍ジャパンの監督はいろんな制約や外的な問題を考慮しながら采配をふるわねばならず、結果とその試合における采配の是非だけで評価を下すことは間違っているのかもしれない。

