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井岡一翔が4回KO勝利(写真・山口裕朗)
井岡一翔が4回KO勝利(写真・山口裕朗)

「勝つ自信がなければ(井上)拓真選手に呼びかけない」井岡一翔が衝撃4回KOで5階級制覇の扉開く…5月東京ドーム決戦へ…大橋会長も「やはりレジェンドだった」と前向き…井上尚弥とピンク被りの理由も

 しかもWBAは休養王者だったアントニオ・バルガス(米国)と堤との120日以内の団体内の王座統一戦を指令しており、WBCは、次戦を指名試合ではなく選択試合にすることを認めている。さらに今大会から井岡の試合の配信局が、ABEMAから大橋ジムと提携しているLeminoに変わった。すべてのタイミングが井岡―拓真の実現へ向かっている。
 拓真にすれば、中谷戦の先で5階級制覇を狙う兄の偉業を井岡に先に越されることをストップするというドラマもあり、また2012年6月に現在トレーナーの八重樫東と井岡がWBCとWBAのミニマム級の2団体統一戦を戦い、八重樫が判定負けしたという因縁もある。
 堤は「何の挑戦者決定戦だったんですか。熊本に帰るのを先延ばしにしたのに(笑)。井岡一翔vs井上拓真は誰もが見たい。でもクソ―という気持ちもある」と嘆いたが、もはやこの黄金カードは事実上決定したと言っていい。
 井岡に拓真に勝つ自信があるのか?と質問した。
「自信がなければ対戦は呼びかけない。自信があるから5階級制覇をしたいと思っている。自分自身を信じて5階級制覇に挑戦しているので、井上拓真選手でも、堤選手でも自分が勝てるという自信があるので挑戦している」
 ハッキリと強い口調だった。
 これが13度目の大晦日。これまで新年は、家族で海外旅行にいくなどするのが恒例だが、そのビッグマッチは5月のGWということもあり「なるべく早くトレーニングを再開し、引き続き状態をキープしながらより成長を求めて段階を踏んでいきたい」と言う。
 最後に。
 井岡は髪の毛を薄いピンクに染め、グローブ、トランクス、ガウンなどのすべてにピンクをあしらって統一していたが、サウジアラビアでアラン・ピカソ(メキシコ)に判定勝利した井上尚弥と、もろにかぶっていた。そのことについて聞いてみた。
 実は、11月9日に妻の恵美さんが立ち上げたベビーフードブランド「ILY BABY(イリーベイビー)」の離乳食のイベントがあったのだが、その際に2人でネイビーとピンクのエプロンをつけていて「次はパパ、これ可愛いやん、これええやん」と、妻からの提案があって「ネイビーとピンク」のカラーでコーディネイトすることを決めたという。
「井上選手に先を越されて絶対になんか言われると思ったんですけどね(笑)。何か月も前に決めたことをそこで曲げてはおかしいんで」
 井岡と井上尚弥はボクシングのスタイルはまったく違う。だが超トップを極める人々の感性はどこかで似通ってくるかもしれない。
(文責・本郷陽一/RONSPO、スポーツタイムズ通信社)

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