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西武からポスティングの今井達也がアストロズと電撃合意
西武からポスティングの今井達也がアストロズと電撃合意

意外?!今井達也がアストロズと3年98億円で電撃合意…毎年のオプトアウト権付きの異例契約と13勝左腕の代役を求めたア軍の思惑

 一方のアストロズは先発強化がオフの課題だった。昨季のチーム防御率は3.86で、先発陣で2桁を勝ったのは12勝9敗、防御率2.43でサイヤング賞候補となったハンター・ブラウン、13勝11敗、防御率3.66の左腕バルデスの2人しかいなかった。しかもそのバルデスがFAとなっている。同サイトは「今井はローテーションでFAのバルデスの代役となる可能性がある。アストロズは今井とブラウンによって、ローテーションの最上位に良い組み合わせを持つことになるはずだ」とした。
 つまり先発2番手としての期待を込めての獲得だった。 
 今井の契約はブルージェイズに入団したディラン・シースの7年総額2億1000万ドル(約327億6,000万円)などの大型契約に比べると、安かったため、「バルデスを引き留めるために使える追加資金がまだ残っている可能性がある」との見通しも伝えた。また今井はクオリファイング・オファー(QO)の対象ではないため、バルデスの引き留めや、まだ新天地の決まっていないレンジャー・スアレス、ザック・ギャレンの獲得の際のリスクとなるドラフト指名権を失う必要がないことも付け加えた。
 今井に対してのメディアの期待感も高い。
 前出の「トレード・ルーマーズ」は「今井の奪三振率、四球率が2023年から2025年にかけて年々改善している」とし、2025年は打者の27.8%を三振に取り(規定投球回到達のNPB先発投手の中で最高)、四球率が7.0%まで低下し、K-BB%(奪三振率-四球率)は20.7%で、リーグ3位だったこと、被本塁打はわずか6本(9回あたり0.33本)に抑え、ゴロ率が48.3%と非常に高かったことを紹介した。
 その上で「キャリア初期に比べて大幅に改善された制球力を携えて、メジャーリーグに挑むことになる」と評価した。
 また「ESPN」は、ウイニングショットのひとつであるスライダーに注目。「彼のスライダーはスライドしない。一般的なグラブ側への変化ではなく腕側へ動く変化を見せる。彼はこの球種を2025年に効果的に使っており、空振り率45%を引き出している。ブルージェイズのルーキーであるイェサベージも、この珍しいスタイルのスライダーを持っており、彼の最良の変化球がスプリッターである点は今井にも当てはまる」と、ワールドシリーズで、ドジャース打線を苦しめたトレイ・イエサベージに今井を重ねた。
 同サイトによると西武へのポスティングフィーは967万5000ドル(約15億930万円)で獲得した出来高ボーナス、昇給条項、行使されたオプションに対して、その15%にあたる補足フィー(追加分)も受け取ることになるという。

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