「日本でクレイジーなことを学ぶことはなかった」ホワイトソックス移籍のアンソニー・ケイが横浜DeNA時代を米メディアに激白…「村上宗隆はシュワーバーになれる」「バウアーは教科書的存在」
ケイは、そのことについても触れ、「何がそうさせているか分からないが、日本のほぼすべての投手が投げる。教え方なのか、もしかしたら彼らにはチェンジアップが少し難しいのかもしれない。しかし日本では全員がスプリットを投げていて、その球はどれもただ素晴らしい」と説明した。
日本の練習で驚いたのは打撃練習の時間の長さだという。
「打撃ケージが2つあって、ケージの後ろには2つティー打撃練習の場所を用意していた。ピッチングマシンを横に置いてバント練習もしていた。5つか6つの打撃を練習する場所があって、その間に選手たちは、ベースランニングもして、守備練習もやっている。彼らの打撃練習の時間はとんでもなかった」
2027年からはセ・リーグもDH制度が導入されるがケイがいた2年間は投手も打席に立った。ケイは1年目はノーヒット、2年目は4安打をマークしている。
「二塁打も1本打ってあれは良かった。これまでで打った中で一番速い球だった」
9月9日の阪神戦で村上頌樹からセンターへ放ったタイムリー二塁打だ。
そして「おそらく自分はチームで一番優れたバント打者だろう。1本以外全て成功させた。日本で投手は打撃については何とも思われず、ただバントを決めることを求められた。それを終えれば、攻撃が続く限りベンチへ下がって見ているだけだった」と、今季12度成功させたバントを自画自賛した。
最後に「メジャーが日本の野球で取り入れるべきことは何か?」の質問に対しては日本独特の応援風景を口にした。
「とにかくファンはとんでもなかった。毎試合4万人が入って外野から楽器を使って選手それぞれに応援歌があった。もしメジャーの球団がそれを取り入れたら本当にクールなことだと思う」
ほぼ全試合満員のハマスタでの熱狂的な応援がケイには印象深かったのだろう。
ケイは横浜DeNAでの2年間の経験を糧に復帰したメジャーの舞台での活躍を誓う。
「日本では週一回の登板だった。7日に1回だが、登板すれば110、120球を毎回投げることが見込まれていた。だから米国に戻って、今度は5日ごとに投げるため、少しばかり調整が必要になる。しかし、日本で良いルーティーンで調整できて登板間で必要とすることができていた。ホワイトソックスやトレーナー、強化担当者たちと5日のローテーションに向けて話し合っていかなければならない」
日本経由でメジャーでブレイクする投手は少なくない。村上とケイの所属するホワイトソックスに注目だ。

