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源田のポジションも安泰ではない
源田のポジションも安泰ではない

え!そこまで“鬼”に?「上がってこなければ誰かに(遊撃)ポジションを奪われる」西武の西口監督が源田壮亮と外崎修汰のベテランコンビからの特権を剥奪?!

 西武の二遊間を支えてきた外崎修汰(33)、源田壮亮(32)のベテランコンビから特権がはく奪された。レギュラーはタイラー・ネビン一塁手(28)だけと明言する就任2年目の西口文也監督(53)の方針で、外崎は昨季の三塁ではなく二塁か外野、DHで他の選手と横一線で競争。侍ジャパンでも活躍した名手・源田にも遊撃のレギュラーは保証されず、昨季にブレークした滝澤夏央(22)との競争が課された。5位からの巻き返しを期す指揮官が進める聖域なき改革のもと、西武に貢献してきた名コンビが生き残りをかけた戦いに挑む。

 「外崎が二塁で出るのならば2割8分以上くらいは打たないと」

 西武の聖域なき改革の対象は、一時代を作った二遊間コンビも例外ではなかった。
 三塁へコンバートされた昨シーズンから、2020、2022年とゴールデングラブ賞を受賞するなど、最も得意と自負する二塁へ再挑戦を希望している33歳のベテラン外崎に対して、西口監督は高いハードルを課した。
「二塁で出るのならば、2割8分以上くらいは打たないと、という感じですね」
 昨季の外崎は115試合に出場。そのうち三塁は69試合で、三塁を本職とするJ.D.デービス(32)が加入した夏場以降は右翼での出場が増えた。成績も打率.234、5本塁打、34打点と振るわず、三塁ではリーグ最多の10失策も記録。9月21日の楽天戦で右手首に死球を受けて右尺骨遠位端骨を骨折し、そのままシーズンを終えた。
 一方で外崎が主戦場としてきた二塁では、2021年の育成ドラフト2位で新潟・関根学園高校から入団し、翌年5月に支配下登録された滝澤が台頭。二塁で83試合に出場し、失策わずか1、守備率.997を記録した。西口監督が言う。
「夏央(滝澤)が二塁だと、打球が飛んで来ないときのカバーリングの速さを含めてしっかりとできる。外崎にそこまでできるのかと言えば多分、スピード的にもできないと思うので。そういうところも踏まえて、二遊間にはある程度しっかり守れる選手を置きたい、という思いはありますよね」
 さらに内野手には国内FA権を行使した石井一成(31、前日本ハム)が移籍加入。三塁も遊撃も守れる石井を、西口監督は二塁をメインに競争を促していく方針を固めていて、外崎にとってはさらにライバルが増える。だからといって三塁での挑戦を続けるにしても、すでに強敵が立ちはだかっている。
 西武は秋季キャンプで、2024年のドラフト2位で大阪商業大から加入した渡部聖弥外野手(23)を三塁に挑戦させている。ルーキーだった昨季は2度の怪我で戦線離脱を強いられたが、序盤戦では4割を超える打率をマーク。最終的にはともにチーム2位の12本塁打、43打点をマークした打棒を生かす狙いを込めて、アマチュア時代に守った経験のある三塁へコンバートしたと西口監督が言う。
「仮に聖弥(渡部)が外野しか守れないとなると、外野では聖弥、愛也(西川)、桑原(将志)にあとは外国人と、他の選手にチャンスがなかなか訪れない可能性が出てくる。そこで聖弥が三塁を守れれば打線に厚みを持たせられる。あまりにも(守備が)酷かったらわからないけど、今のところサードは聖弥で行こうかな、と」

 

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