岡本和真がブルージェイズと4年約94億円の大型契約で電撃合意…ホワイトソックスと2年約54億円の村上宗隆より倍近い高評価を得た理由とは?
巨人からポスティングによるメジャー移籍を目指していた岡本和真(29)が3日(日本時間4日)、ブルージェイズと4年総額6000万ドル(約94億円)の大型契約で合意した。ESPNのジェフ・パッサン記者が第一報を伝え、米サイト「ジ・アスレチック」など複数のメディアが報じた。ワールドシリーズでドジャースと死闘の末敗れたブルージェイズが世界一奪回のための新戦力として岡本を指名した。交渉期限が米東部時間1月4日午後5時(日本時間5日午前7時)に迫る中での電撃合意となった。
オプトアウト(契約破棄)条項は含まれず
交渉期限が迫る中で岡本が選択したのは昨季のワールドシリーズでドジャースと激闘を演じた“世界2位”のブルージェイズだった。岡本にはレッドソックス、パイレーツ、カブス、エンゼルス、マリナーズ、パドレスなどが興味を示していたが、岡本は1992年、1993年のワールドシリーズ連覇以来の世界一奪回を狙うブルージェイズを選んだ。
「ジ・アスレチック」によると、4年総額6000万ドル(約94億円)の大型契約で、この4年間にオプトアウト(契約破棄)条項は含まれていない。ストーブリーグ情報に詳しい米サイト「トレード・ルーマーズ」はFAランキングの19位、予想契約を4年6400万ドル(約100億3000万円)、米サイト「ジ・アスレチック」は同26位、4年7850万ドル(約123億880万円)と予想していた。
村上宗隆はホワイトソックスと2年総額3400万ドル(約53億6000万円)の契約だったから、岡本はおよそ倍の高評価を得たということになる。日本人野手としては、過去に吉田正尚がレッドソックスと5年9000万ドル(約141億円)、鈴木誠也がカブスと5年8500万ドル(約133億2800万円)で契約している。
ブルージェイズ打線はメジャーを代表するスター選手のウラジミール・ゲレーロJr.を筆頭に昨季はメジャートップのチーム打率と出塁率を誇るが、遊撃、二塁を守るボー・ビシェットがFAでチームを離れる可能性があるため、内、外野の補強がオフの課題だった。
ブレーブスからFAのアレックス・ブレグマンを狙っているとの報道もあったが、最終的に岡本に白羽の矢を立てた。
「トレード・ルーマーズ」は、「岡本は正三塁手になる見込み」との見解を伝え、「岡本は一塁の経験もあり(ウラジミール・ゲレーロJr.の控えとしては“贅沢すぎる”レベル)、さらに外野経験もあるため、アディソン・バーガー、デービス・シュナイダーと並び、内、外野をこなせるユーティリティ性の高い選手としてチームに加わることになる」と解説した。

