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ドジャースは岡本和真獲得に動かなかった
ドジャースは岡本和真獲得に動かなかった

「岡本和真のブルージェイズ加入はドジャース王朝を揺るがす決定打にはならない」ド軍が獲得しなかった理由を米サイトが分析

 巨人の岡本和真(29)がブルージェイズと4年総額6000万ドル(約94億円)の大型契約で合意した。西武の高橋光成(28)のメジャー交渉断念、西武との再契約も発表され、2年連続で獲得してきたドジャースの日本人選手の補強が途切れた。これに反応したのが米サイト「ファンサイテッド」で岡本を評価しながらも、なぜドジャースが獲得に動かなかったかを分析すると同時に岡本を加えたブルージェイズの世界一奪還について「FA補強だけでは限界がある」とブルージェイズ辛口の見方を伝えた。

「国際市場におけるドジャースの影響力低下を意味するものではない」

 ブルージェイズにすれば日本人選手の獲得は“悲願”だった。
 2023年オフにはエンゼルスからFAの大谷翔平の争奪戦に参戦。「トロント行きの飛行機に乗った」の誤報が飛び交うほど、交渉は大詰めまでいったがドジャースに敗れた。山本由伸も逃し、2024オフには佐々木朗希もドジャースに奪われた。
 だが、今オフは大枚をはたいて岡本の獲得に成功。一方のドジャースは、2年連続で成功していた日本人選手の獲得が途絶えた。この現象に反応したのが、米サイト「ファンサイデッド」だ。
「岡本和真の加入は、ドジャース王朝を揺るがす“決定打”にはならない」との見出しを取り「ドジャースは、ブルージェイズファンがどう思おうと、岡本を必要としていなかった」との記事を配信した。
 同サイトは、大谷、山本、佐々木争奪戦にブルージェイズがドジャースに敗れてきた経緯を説明した上で「世間のイメージとは違い、すべての日本人スターがドジャース入りを望んでいるわけではない。今回の場合は、むしろドジャースの側が声をかけなかったというのが実情だ」と伝えた。
 同サイトは「岡本はMLBでは一、三塁で起用される見込みである。外野を守った経験もあるが、現実的には内野が主戦場になる」とした上で「ドジャースが関心を示さなかったのは来季の一、三塁には、すでにフレディ・フリーマンとマックス・マンシーという主力がいるからだ。岡本は、このどちらよりも明確な“戦力アップ”とは評価されていない」と、ドジャースが獲得に動かなかった理由を説明した。
 そして「NPBのスターの獲得を見送るという判断については、その分野で卓越したスカウティング網を持つドジャースのフロントの判断を信頼すべきだろう」と付け加えた。
 ドジャースの今オフの大型補強は、今のところメッツのクローザーであるエドウィン・ディアスの獲得に留まっている。終盤からポストシーズンは、佐々木をブルペン起用して成功したが、来季は先発に回る予定で、ブルペン強化が最大のテーマだった。
 ただ岡本の実力についてはこう評価している。
「岡本の加入はブルージェイズファンが堂々と喜ぶべき“勝ち誇っていい勝利“だ」
 さらに昨季巨人で相対的な評価の指標である「OPS+」が「210」だったことを紹介し「ホワイトソックスと契約した村上宗隆とは、タイプの異なるMLB打者になると見られている。村上よりも、はるかに高いコンタクト能力を持ち、日本の“飛ばないボール時代”にもしっかり適応してきた。MLBでも多くの打球を前に飛ばし、NPB出身選手の中でも三振が比較的少ないタイプになるだろう」と分析した。

 

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