最後のFA大物野手ベリンジャーが5年約257億円でヤンキースと再契約…メッツ離脱で大きな譲歩なしも“トレンド”のオプトアウト条項と約31億円契約ボーナスで決着
今オフのFA市場で最後の大物野手だったコディ・ベリンジャー(30)がヤンキースと5年総額1億6250万ドル(約256億8000万円)で再契約で合意した。ESPNのジェフ・パッサン記者がスクープ。複数のメディアがフォローした。2年目、3年目にオプトアウト(契約破棄)条項が付き、トレード拒否権もある契約で、契約ボーナスの2000万ドル(約31億6000万円)の契約ボーナスが含まれる。最初のオプトアウトまでの2年で総額8500万ドル(約134億3000万円)を受け取るという。
メッツの撤退で選択肢狭まる
今オフFAの最後の大物野手であるベリンジャーがヤンキースとの再契約で合意した。ESPNのパッサン記者が第1報を伝えたもの。5年1億6500万ドル(約256億8000万円)の大型契約だ。
辣腕代理人のスコット・ボラス氏は7年以上を求めていたが、5年1億6000万円(約253億円)に2年目、3年目のオプトアウトを含めた条件を提示していたヤンキースはそれ以上のマネーゲームに参戦することを拒否。「どうぞ(ご自由に)」の強気姿勢を貫いていた。
総額で大きな譲歩はしなかったが、2年目、3年目のオプトアウトが確保され、最終的に2000万ドル(約31億6000万円)の契約ボーナスをつけたことでボラス氏を納得させた。
加えてヤンキースにとってベリンジャー争奪戦の最大のライバルだったメッツが2023年に自己最多の38本塁打を放ち、当時、エンゼルスに所属していた大谷翔平と本塁打争いをしていたホワイトソックスのルイス・ロベルト外野手をルイサンヘル・アクーニャ内野手、トルーマン・ポーリー投手との2対1トレードで獲得して“撤退”。
「ヤンキース、メッツ以外にも2球団が興味を示す」との情報も流れていたが、コリンジャーの選択肢は、ヤンキースとの再契約しかない状況にもなっていた。
USAトゥデイのボブ・ナイチンゲール記者によると、最初のオプトアウトを得る2年間で総額8500万ドル(約134億3,000万円)を受け取ることになり、「契約開始から2年間で高額を確実に受け取ったうえで、将来の再オプトアウトを判断できる仕組みとなっている」という。
つまり5年が保証されているが、2年の短期で高額を稼ぎ、しかも好成績を残せば、さらに大きな契約をつかみとれる可能性を残したというわけだ。
米サイト「トレード・ルーマーズ」は、「ベリンジャーは将来的にさらなる高額契約を狙える余地を残しつつ、まずは確かな土台となる契約を手に入れた」との見解を伝えた。

