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ソフトバンクを退団した39歳の松田宣浩の巨人入団が正式決定
ソフトバンクを退団した39歳の松田宣浩の巨人入団が正式決定

「熱男」松田宣浩は本当に原巨人のV奪回戦力となるのか…プロの世界でムードメーカーは必要?!

巨人は11日、ソフトバンクを退団した松田宣浩(39)と支配下選手契約を結ぶことで合意したと発表した。今季成績不振に陥っていた松田は、9月に球団から来季構想外であることを伝えられたが、「まだまだ野球が大好き。40歳まではプレーしたい」と他球団での現役続行を決断。複数の球団が調査に乗り出していたが、松田の経験と勝負強さ、そして何より、そのムード―メーカーとしての存在感を高く評価した巨人で再スタートを切ることで両者が合意した。果たして松田は、巨人のV奪回の使者となれるのだろうか?

 「ジャイアンツにとって必要な戦力」

 

 原監督がインスタライブで「かなりのベテランの野球経験を持っていて、ジャイアンツにはとても必要な戦力として新たな選手を近いうちに発表しようと計画してます」と予告していた通り、噂されていた「マッチ」の巨人入りが正式に決定した。広島から無償トレードで出戻りとなった37歳の長野に続くオフの補強第2弾だ。
 松田は、17年間ソフトバンクの中心選手としてチームを引っ張り7度の日本一に貢献。昨季まで9年連続で2桁本塁打をマークし、ゴールデングラブ賞も8度受賞。本塁打の際にベンチ前で拳を突き上げて「熱男」と叫ぶパフォーマンスが代名詞だ。
 球界を代表する三塁手として2013年、2017年のWBC、2019年のプレミア12の侍ジャパンメンバーに選ばれた。優勝したプレミア12では打率1割台と低迷して、決勝戦の韓国戦ではスタメンから外されたが、稲葉監督が「マッチを呼んで良かった。声を出してチームを盛り上げてくれた」と、そのムードメーカーとしての存在感を絶賛していた。
 今季は開幕戦に「7番・三塁」でスタメン起用されたが、調子が上がらず43試合で、打率.204、0本塁打、7打点とワーストの成績に低迷。一塁も19試合守ったが、9月上旬に球団から来季の構想外であることを伝えられ、藤本監督と話し合いの末、2軍落ちした。ファームで若い選手と共に汗を流しながら「現役続行か、引退か」で思い悩んだが、「まだまだ野球が大好き。40歳までプレーは続けたいし、通算1000打点へのこだわりもある」と、9月21日に他球団での現役続行の意思を伝えた。ちなみに通算1000打点まで残り「9」。通算安打は1831本で2000本の金字塔に残り169本に迫っている。同28日には、惜別会見を行い、10月1日のファーム最終戦の中日戦がホークスでの“サヨナラセレモニー”となり、選手に胴上げをされた。
 原監督が「熱男」松田の加入に期待する理由は、2年前の日本シリーズで、4タテを食らうなど歯が立たなかった“常勝”ソフトバンクで得た経験値と、バッティングの勝負強さ、意外性のあるパンチ力、そして侍ジャパンの稲葉前監督が絶賛したムード―メーカーとしての役割だろう。
 一塁には中田翔、三塁には岡本がいてレギュラーポジションを奪うことは難しいが、代打などジョーカー的な仕事への期待がある。
 では、マッチは巨人のV奪回の使者となれるのか。本当に戦力になるのか。巨人でのコーチ経験もある新潟アルビレックスBC監督の橋上秀樹氏は、まず原監督が松田獲得に動いた理由をこう分析した。

 

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