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ドジャースが今オフに“2度獲得”したマイケル・シアニ外野手(写真:Imagn/ロイター/アフロ)
ドジャースが今オフに“2度獲得”したマイケル・シアニ外野手(写真:Imagn/ロイター/アフロ)

え?何?混乱!「不可解なドジャースのロースター操作」ド軍が1月に獲得したユーティリティのイバネスを放出してタッカーを40人枠に入れるため“戦力外”にしたシアニ外野手を再獲得

 タイガースからノーテンダーとなっていたキューバ出身のイバネスは、タイガースで3年間ユーティリティ選手としてプレーし、304試合に出場、820打席に立ち打率.251、出塁率.304、長打率.392の成績を残し、内野の4つのポジションと外野も守った。二塁のトミー・エドマンがオフに足首の手術を行い、開幕に間に合わない可能性があるための補強だったが、ドジャースはそのイバネスよりもセンターを守れて、足もあるシアニに魅力を感じたのだろう。
 シアニは、昨季はほぼマイナー暮らしだったが、センターの守備力に定評があり、メジャーではレッズとカージナルスで4シーズンプレーし、383打席で、打率.221、出塁率.277、長打率.270、本塁打2本、盗塁21の成績を残している。
 前出の「ドジャース・ウェイ」は今回の奇妙な動きをこう解説した。
「現実的に見てイバネスがドジャースのロースターに長く残る可能性は高くなかった。エドマンやキケ・ヘルナンデスの復帰待ちの“つなぎ役”としての軽い存在だったのは明らかだ。ただしタイガース時代にはしっかり打ってきた実績があり、内野を複数守れる柔軟性もあった。それでもフロントが、春季キャンプで一度も打席に立たせることなくイバネスを切ったという事実は、“それほどまでにシアニを気に入っている”と考えるしか説明がつかない。ファンから見れば理由はまったく分からない。だが、それこそがこの理解不能で奇妙な決断の唯一の説明なのだろう」
 そしてこう続けた。
「イバネスの120万ドル(約1億9000万円)は一般人にとっては夢のような大金だが、底知れぬ資金力を持つドジャースにとっては誤差のようなものだ。もしかするとシアニはワールドシリーズで(守備固めで入って)ファインプレーを見せたジャスティン・ディーンのようにどこかで大仕事をやってのけるのかもしれない。ヒーローは、いつだって突然生まれるものだから」
 わずか2か月の間にブレーブス→ドジャース→ヤンキース→ドジャースと、タライ回しにされたシアニの気持ちも、1か月もしないうちに切られたイバネスの心境もうかがい知ることはできない。
 いずれにしろこのドジャースの決断の答えが出るのはシーズンに入ってからだ。

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