「WBCの投手は前大会より大谷を含め2人減の14人で大丈夫か?」“ラストサムライ”がレッドソックス吉田正尚に決定も残った2つの懸念…外野で中堅本職は周東佑京だけで守備力に?
優勝まで1次ラウンドで4試合、そこから準々決勝、準決勝、決勝と3試合ある。前大会では大谷と当時ロッテで現ドジャースの佐々木朗希が、2試合に先発し、決勝の米国戦では大谷が9回にリリーフ登板した。
球数制限があるため、先発に5人、第2先発にも5人が必要。そうなると14人は、かなりギリギリの陣容で、前大会では広島の栗林良吏が腰の張りを訴えて、1次ラウンドで離脱したが、一人でもアクシデントが起きれば、緊急事態になりかねない。
守り勝つより打ち勝つことを井端弘和監督は選択したのだろうか。
さらに守備への懸念も残る。
今回、外野手には、カブスの鈴木誠也、ソフトバンクの近藤健介、阪神の森下翔太、そして吉田の5人を選んだが、センターを本職とするのは周東だけ。本来、守備力に不安の残る吉田と近藤はDHだが、そこは大谷の定位置。この2人はレフトでしか起用できない。
鈴木と森下はセンターを守れるし、ソフトバンクの牧原大成も昨季は17試合でセンターでスタメン起用されていて守備固めで起用はできる。センターは無理だが、阪神の佐藤輝明と巨人の岡本和真は外野もできる。ただ侍ジャパンが、世界に対抗する長所がパワーではなく、ディフェンス力であるのならば万全の布陣を組めたとは言えないのかもしれない。
侍ジャパンは、まずは国内組だけで、14日から24日まで宮崎で合宿をスタートさせる。27、28日に名古屋のバンテリンドームで行われる中日との強化試合2連戦に大谷らメジャー組が合流予定。
さらに大阪の京セラドームで3月2日にオリックス、3月3日に阪神を相手に強化試合を行い、6日の東京ドームでチャイニーズ・タイペイとの開幕戦を迎える。
なお全出場チームのロースターは6日に発表される。
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