菅野智之が1年約8億円でロッキーズと契約合意…1年目から半額以下に減額も「高地にあり“打者天国”球場での登板を受け入れてもらうのが難しい球団なのに…」と勇気ある決断を評価
1993年にメジャーのエクスパンションのタイミングで創設されたロッキーズは、まだワールドシリーズ制覇は一度もない。2007年に西地区2位からポストシーズンを勝ち上がりワールドシリーズに進出したが、レッドソックスに敗れた。この年、松井稼頭央がロッキーズのレギュラー二塁手として活躍し、1、2番を任されていた。だが、2019年からポストシーズン進出はなく、昨季まで4年連続でナ・リーグ西地区の最下位と低迷している。
昨季は43勝119敗で、チーム防御率はメジャーワーストとなる5.97だった。2桁を勝った先発投手が1人もいないロッキーズにとって菅野は補強ポイントに合致していた。
ロッキーズは今オフにロイヤルズからFAの昨季7勝のマイケル・ロレンゼンを獲得しており、米サイト「トレード・ルーマーズ」は、「菅野が、ロレンゼン、カイル・フリーランド、ライアン・フェルトナーを含むローテーションに加わる予定」とした。
ただ、一方で菅野は、昨季ア・リーグ最多となる33本塁打の被弾(9イニングあたりで平均1.89本の被弾)があるため、同サイトは「もちろん菅野が本拠地をクアーズ・フィールドにする以上、被本塁打の多さは懸念材料だ。ただ一方で、ロッキーズは先発ローテーションの補強を切実に必要としてオフシーズンに入っており、高地という条件の球場で投げることを、FAの先発投手に受け入れてもらうのが常に難しい球団でもある」と、その菅野の決断を評価した。
前述したように高地にある本拠地のクアーズ・フィールドは、通常の球場よりも約6m打球が伸びる「投手受難」の球場として知られる。
ただ1996年9月17日に当時ドジャースの野茂英雄が日本人として初めてノーヒットノーランを達成した。日本人は過去に松井、吉井理人、マック鈴木が所属していた。
ロッキーズは開幕2カード目となる3月30日(日本時間31日)からは岡本和真が入団したブルージェイズと3連戦、ドジャースとは4月17日(日本時間18日)から4連戦が組まれている。

