阪神の石井大智が担架で運ばれる怪我でWBC出場ピンチ!「井端構想が狂ったかも。代役の最有力はソフトバンク杉山一樹だろうがそこにも問題が…」と阪神&ホークスOBが見解
WBCでは投手に関しては予備登録メンバーを事前に6人選び、大会途中でロースターに追加でき、ラウンド間に交代が可能となっている。
WBCが発表した日本の6人は、楽天の藤平、ソフトバンクの杉山、中日の金丸夢斗、西武の隅田知一郎、アストロズの今井達也、ナショナルズの小笠原慎之介の6人。
すでに藤平は登録された。メジャーの2人は契約の絡みで難しい可能性があり、小笠原はメジャー1年目で結果を残せなかった。そう考えると選択肢は、隅田か杉山に絞られるが、タイプとして石井の代役となるとソフトバンクの守護神の杉山が最有力となる。
だが、ソフトバンクの前身のダイエーOBでもある池田氏は「ソフトバンクが認めるかどうか」と疑問を呈する。
「すでに松本を出している上に藤井がキャンプ前に右肘のコンディション不良でリハビリ組スタートとなっている。その状況の中で、杉山まで出すとなると、開幕を勝利方程式が不在のまま迎えねばならなくなる。ソフトバンクとしては難しい決断を迫られるかもしれない」
3月5日に開幕するWBCは決勝まで進むことができれば3月17日(日本時間18日)までの最大7試合を戦うことになる。ソフトバンクの開幕戦は3月27日の日ハム戦。過去の例からも再調整が必要でWBC組のレギュラーシーズンの出場は1週間ほど遅れる。昨季日本一となったソフトバンクを支えた“藤松杉”の勝利方程式の3人が開幕時に不在となるとチームとしては非常事態だろう。
ただチームが予備登録メンバーに杉山を入れることを認めた時点で侍ジャパンの戦いを最優先することを決断している可能性は高い。
世界一となった2023年の前大会では大谷を含めて16人の投手をメンバーに入れた。だが、今大会はその大谷はDHに専念すると見られており、投手の登録は2人減の14人となっている。
先発はドジャースの山本由伸、エンゼルスの菊池雄星、ロッキーズと契約したばかりの菅野智之、昨季の沢村賞の伊藤大海と揃ってはいるが、今回のようなアクシデントを想定して“ラストサムライ”は吉田ではなく投手を入れておくべきだったのかもしれない。
侍ジャパンは、まずは国内組だけで、14日から24日まで宮崎で合宿をスタート、27、28日に名古屋のバンテリンドームで行われる中日との強化試合2連戦に大谷らメジャー組が合流予定。さらに大阪の京セラドームで3月2日にオリックス、3月3日に阪神を相手に強化試合を行い、6日の東京ドームでチャイニーズ・タイペイとの開幕戦を迎える。

