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金メダルの仏のフルニエボードリ、シゼロン組(右)の採点に疑念が噴出。左が銀メダルに終わった米国組(写真・SP/アフロ)
金メダルの仏のフルニエボードリ、シゼロン組(右)の採点に疑念が噴出。左が銀メダルに終わった米国組(写真・SP/アフロ)

フィギュア金メダル仏組に「採点スキャンダル」?!アイスダンスの採点に「感情表現は米国組が上」の疑問が噴出し調査を求める署名運動が…一部米メディアは仏組の“過去”を問題視して批判

 フィギュアスケートのGOE採点は、9人がつけ、公平を期すために、最高、最低点をカット、残り7人の平均得点を採用することになっている。だが、同サイトは「問題となっているフランス人ジャッジの採点は明らかに突出しており、その得点が最終的に他のジャッジの評価をわずかに上回る決定打となった」と伝えた。
 この論争を受け、有名な署名サイト「Change.Org」では採点の調査を求める署名運動が立ち上げられた。
 署名文では次のように訴えている。
「国際オリンピック委員会(IOC)および国際スケート連盟(ISU)は、冬季五輪におけるすべての採点が公平かつ厳密に行われることを確保するため、断固たる措置を講じなければならない。問題となっているアイスダンス競技の採点過程について、独立した調査を開始することが不可欠である」
 そして「五輪が象徴する“信頼”と“公正”という大切な価値を守りましょう。あなたの署名があれば、選手たちの才能が正当に評価され称えられる未来を後押しできます。五輪の採点における誠実さと正義を求め今すぐこの署名にご賛同ください」と呼びかけられており、9000人を超える賛同者が集まっている。
 またフランス組の2人の過去を問題視したのがUSAトゥデイ紙だ。
 実は、2人はそれぞれ問題を抱えていた。
 フルニエボードリは、12年間交際していた恋人でもあるニコライ・ソレンセンと、カナダ代表として活動していたが、ソレンセンが、性的暴行疑惑により2024年10月に6年間の資格停止処分を受けた。この処分は2025年6月、管轄権の問題を理由にスポーツ紛争解決センターによって覆されたが、その後仲裁委員会が再審査を命じており、処分が復活する可能性があるという。それでもフリニエボードリは「私は彼のことを100%知っています。私たちは共に強く立ち向かっています」とソレンセンを支持している。この日の会場には、ソレンセンが応援に駆けつけていたという。性的暴行疑惑のある人物を支持しているフルニエボードリが、金メダルにふさわしいのか?という問題提起だ。
 一方シゼロンは2022年北京五輪でガブリエラ・パパダキスと金メダルを獲得した。パパダキスはその後引退したが、今年出版した回顧録『To Not Disappear(消えないために)』の中で「シゼロンはしばしば支配的で、要求が厳しく、批判的だった」と“モラハラ疑惑”を暴露した。練習ではコーチが同席しない限り一緒に滑らなかったとも伝えた。 
シゼロンはこれを「中傷キャンペーン」と呼び、弁護士が名誉毀損として出版停止を求めていることを明かしているが、五輪中継をするNBCは、アイスダンスを解説する予定だったパパダキスを「明確な利益相反が生じた。我々は視聴者が信頼できる中立的な報道を届ける責任がある」と説明して解説者から外している。
 NBCは、今回の中継で一切パートナーを巡る騒動について触れなかった。
 USAトゥデイ紙は、「フィギュアスケートという競技が、性的虐待の被害者やサバイバー、そして子供に安全なスポーツをさせたいと願う両親に送ったメッセージは酷いものだった」とし、仏組が金メダルにはふさわしい人物でないと批判した。

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