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アキレス腱損傷の阪神・石井大智に代わり西武の隅田知一郎が追加招集された(写真・スポーツ報知/アフロ)
アキレス腱損傷の阪神・石井大智に代わり西武の隅田知一郎が追加招集された(写真・スポーツ報知/アフロ)

阪神・石井大智の代役に西武・隅田知一郎…同タイプ“守護神”杉山一樹の招集見送りはソフトバンクのチーム事情に配慮か

 WBCは決勝まで進めば3月17日(日本時間18日)が決勝戦。ソフトバンクの開幕は3月27日で、過去の例を見る限り、WBC組には再調整が必要でチーム合流は1週間から10日ほど遅れる。藤井が間に合う可能性はあるだろうが、もし杉山まで侍ジャパン入りすると、“藤松杉”不在のまま開幕を迎えねばならない可能性もあったのだ。
 侍ジャパンとソフトバンクの間で交渉が行われたかどうかは不明だが、井端監督はそういうソフトバンクのチーム事情に配慮したと見られる。西武にしても事情は似ていた。しかし、平良が12日に宮崎南郷キャンプでブルペンに入り、投球練習を再開したことも、隅田招集の決断を後押ししたのかもしれない。
 2008年の北京五輪では、星野仙一監督が中日から4人を招集したことが、後々尾を引き、2009年のWBCでは、中日勢が全員辞退するに至った。以降、特定のチームに負担をかけずバランスよく選出することに配慮されるようになった。世界一を獲得する意義は、日本の野球界全体にとって大きく、出場を熱望する選手も多いが、その後のレギュラーシーズンの方が長く、チームの事情や意向を無視して選出はできない。
 開幕前からWBCが抱える悩ましい問題に直面することになったが、投手陣に関してはそれを乗り越える層と質が日本にはある。
 侍ジャパンは、まずは国内組だけで、今日14日から24日まで宮崎で合宿をスタート、27、28日に名古屋のバンテリンドームで行われる中日との強化試合2連戦にドジャースの大谷翔平らのメジャー組が合流予定。さらに大阪の京セラドームで3月2日にオリックス、3月3日に阪神を相手に強化試合を行い、6日の東京ドームでチャイニーズ・タイペイとの開幕戦を迎える。

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